頭皮環境を整えるならコレ!炭シャンプーの効果と選び方まとめ-美髪ラボ

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頭皮環境を整えるならコレ!炭シャンプーの効果と選び方まとめ
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「炭シャンプー」その効果のほどとは!?

炭といえば消臭効果が知られていますが、最近は洗顔料にもよく含まれるようになりましたね。
主に研磨・スクラブ剤として配合されているようですが、炭にはそれ以外にも色々な効能・効果があります。

そのパワーが頭皮環境も整えてくれるといわれ、シャンプーにも配合されることが増えています。
今回は、炭の秘めたるパワーについてお話します。

白髪や抜け毛が発生する理由

加齢とともに増える白髪や抜け毛。
しかし、その根本の原因は頭皮に問題があることが多いのです。
まずその原因を探りましょう。

白髪や抜け毛等の髪トラブルの元は頭皮にある

髪は、毛穴から約3ミリ程度の表皮と真皮の部分に生えています。
頭皮というのは一般的にこの表皮と真皮、さらに髪を作る細胞などを指しています。

髪を作る細胞というのは、毛包の一番奥にある毛乳頭を囲んで存在する「毛母細胞」と「メラノサイト」のことです。
毛乳頭は毛細血管から栄養を受け取り、それを髪の素を作る毛母細胞と、色素形成細胞メラノサイトに供給します。

すると毛母細胞が細胞分裂を繰り返して髪を作り、それと同時にメラノサイトがメラニン色素を合成し、毛母細胞に与えます。
それが成長し、毛穴から生えてくるのです。

しかし、頭皮内でこれら一連の過程がスムーズに行われないと、白髪や抜け毛、細毛などの原因となります。

髪トラブルの防ぐには頭皮環境を整えることが第一

フケ、乾燥、べたつき、抜け毛、白髪など、頭皮と髪は非常にトラブルを起こしやすい部位です。
頭皮環境を悪化させる原因のいくつかを挙げてみましょう。

①紫外線による頭皮と細胞の劣化

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頭皮は常に紫外線を浴びています。
真皮層にまで到達する紫外線のUVA(A波)は、地上に届く紫外線の90%を占めるといわれています。
真皮層にある毛母細胞やメラノサイトも紫外線の影響を受け、機能不全を引き起こして髪を健康に保つことができなくなったり、色素を作ることができなくなったりします。

さらに真皮層がUVAで変質し、内部のコラーゲンやヒアルロン酸がうまく作れなくなるため、頭皮の柔軟性が失われて硬くなってしまいます。

また、UVB(B波)は頭皮に炎症を起こさせ日焼けの原因となります。
表皮の一番上にある角質層にはセラミドという水分保持成分があるのですが、それがA波とB波で破壊されるため、非常に乾燥しやすくなります。
すると皮膚バリアーがうまく作用しなくなるため刺激に弱くなりますし、乾性フケの原因になります。

②皮脂過剰による頭皮環境悪化

皮脂は頭皮を紫外線や雑菌から守り、水分の蒸発を防ぐ大切な役割があります。
しかし動物性食品の食べ過ぎなどで皮脂の分泌が過剰になると、毛穴をふさいで炎症を起こします。
また、皮脂をエサにするマラセチア菌が繁殖し、脂性フケや臭いの原因となります。

さらに、紫外線や合わないシャンプーなどで頭皮が乾燥すると、保護のために皮脂が過剰に分泌されてしまうことがあり、これも頭皮環境を悪くする原因です。

③血行不良による栄養不足

頭皮にある毛細血管は、心臓から離れているため元々血液が届きにくくなっています。
さらに、紫外線によって頭皮が硬くなると新陳代謝もうまく行かなくなり、古い角質層が留まるため硬くなるだけでなく厚くなってきます。

すると真皮にある毛細血管がつぶされ、ますます血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなると血液に含まれる栄養素も酸素も届かなくなるため、頭皮も細胞も新陳代謝ができなくなり、白髪や抜け毛が生えてきてしまうのです。

これらのほかにも、バランスの悪い食事や睡眠不足、ストレスなども頭皮環境を悪化させてしまいます。

炭シャンプーが持つ驚きの力

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上に挙げた頭皮環境悪化の原因を解消させるのが、これからご紹介する炭シャンプーです。

炭には「木炭」のほか、日本薬局方では「薬用炭」、食品添加物公定書では「活性炭」と表示されている炭などがありますが、そのどれにも摂取した際の効能が認められています。
近年研究が進み、肌や髪に使用しても大きな作用を発揮することがわかりました。

炭の構造はどうなっている?

「炭」と呼ばれるものの多くは、木や竹を燃やして炭化したもののことを指し、炭素が主成分です。
炭には多孔質(たこうしつ)と呼ばれる形状の特徴があり、小さな隙間がたくさんあいています。

この隙間に汚れや不純物が入り込むことで汚れや臭いが取れるのですが、その性質を人工的に強くしたのが活性炭や薬用炭と呼ばれるものです。

炭が持つ効能は髪や頭皮にも効果を発揮します

炭には以下の特徴があります。

湿気の調整
不純物の分解
脱臭・消臭
豊富なミネラル
遠赤外線効果
マイナスイオン効果

これらの特徴はすでに石鹸やスクラブ剤、ピーリング剤、フェイスパック、歯磨き粉などに生かされています。
石鹸やスクラブ剤、ピーリング剤、パックに配合すると毛穴汚れを取ってくれますし、ミネラルの働きで血行改善を促進します。

また歯の汚れを吸着したり口臭を防いだりすることを目的に、歯磨き粉にも配合されています。
これらの作用はそのまま髪や頭皮のケアにも使えますね。

頭皮の汚れや不純物の除去+殺菌+消臭効果

頭皮や髪は常に外気に晒されているため、ほこりや汚れがつきがちですし、特に夏は皮脂の分泌も過剰になりべとつきやかゆみ、炎症、臭いなどの原因となります。

これらを吸着してくれるのが、炭の多孔質です。
多孔質の隙間を微細孔(びさいこう)といい、頭皮の汚れや不純物がこの中に入り込み吸着するのです。
臭いの元となる皮脂や不純物を吸着させるので、消臭効果もあります。

なお、炭に殺菌効果があると書かれていることがありますが、一般社団法人全国燃料協会によると、炭自体には殺菌効果はないとされています。

しかし、微生物を活性化させる働きがあることが実験でわかっています。
2004年7月発行の雑誌「現代農業」によると、炭と微生物に同時に光を当てると微生物が活性化するという結果が出ており、その微生物が炭に吸着した不純物を分解・除去すると考えられます。

さらに、炭には塩素を吸着するという働きもあります。
水道水に含まれる塩素はブリーチ剤と同じ作用があり、髪をアルカリ性に傾かせることで髪の毛を赤茶けさせたり、キューティクルを開かせて水分やタンパク質、脂質などを流出させたりしてしまいます。
そこで炭シャンプーを使用することで、塩素によるダメージを回避することができます。

豊富なミネラルが髪の生育を助ける

炭の原料によって若干の違いはありますが、木や竹が土壌から得た栄養分の中にはマグネシウム、カリウム、マンガン、鉄、リンなどが含まれています。

ミネラルは体内酵素を活性化させる働きがあり、タンパク質が髪のケラチンタンパク質に合成される過程で必要なものです。
また皮膚もタンパク質で出来ているので、ミネラルが健康的な頭皮を保つ助けとなります。

遠赤外線効果で頭皮の奥から温める

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炭からは遠赤外線が放射されています。
遠赤外線は電磁波の一種で、皮膚の分子を振動して熱を発します。
そのため、頭皮に使用すると遠赤外線が頭皮の奥まで温め、血行を良くします。

頭皮や髪の栄養は血液によって運ばれるので、血行が良くなれば細胞に十分な栄養が届き、髪の健康に良い影響を与えますし、頭皮が温まることによって皮膚の新陳代謝が活性化するので、頭皮環境も良くなります。

マイナスイオンでリラックス効果

マイナスイオンの効果については今も賛否両論ありますが、静岡県県民の森公式ページには、マイナスイオンに満ちた森林浴によってリラックスする効果が科学的にも実証された、と記しています。

これは、マイナスイオンが自律神経のうち副交感神経に作用するからです。
通常の生活でストレスが溜まると交感神経が常に優位になり、血管が収縮して血流が悪くなります。
マイナスイオンの力で副交感神経が優位になると血管が拡張し、頭皮にも十分な栄養が行くようになります。

また、全身がリラックスするとストレスも緩和されるので、良い睡眠が取れるようになったり食物の消化吸収が促進されたりと、直接的にも間接的にも頭皮環境の改善に効果が期待できるのです。

頭皮に優しいのに高い洗浄力を持っている

これほどのパワーを持つ炭は、皮脂や不純物を取り去りながら同時に血行を良くして皮脂の正常な分泌を助けます。
そのため、汚れはしっかり落ちるけれど頭皮や髪にはやさしいのです。

炭シャンプーの選び方のポイント

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炭の効能・効果は古くから知られていただけに、多くのシャンプーに炭が配合されています。
しかし、炭のパワーをしっかり把握せず単に少量配合しただけのものもありますので、注意が必要です。

種類が豊富なだけに選び方が難しい

「炭」には何種類もあり、表現方法も色々です。

主にみられるのが「炭」「備長炭」「竹炭」「薬用炭」「活性炭」などで、基本的にはどの炭にも同じ作用がありますが、薬用炭や活性炭のほうが汚れの吸着力が強くなります。

また、木炭に比べると竹炭のほうが微細孔が小さく、より多く汚れを吸着します。
さらに木炭よりミネラル分が多いので、より頭皮環境が良くなります。
また、普通の炭に比べると備長炭のほうが酸性物質をよく吸着するので、皮脂を取り去る目的であれば備長炭入りのシャンプーのほうがより高い効果が期待できます。

このように一言で炭といってもそれぞれに特性があるので、商品説明にどのように書かれているのか、よく確認しましょう。
特に、皮脂が過剰な場合は薬用炭や活性炭、竹炭、備長炭のほうが高い効果が期待できますが、製造に非常に手間がかかるため、価格も高くなる傾向があるようです。

ラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naに注意!

特に男性用のシャンプーに多いのですが、頭皮をすっきりさせることを目的にしすぎるあまり、ラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naを配合してあることがあります。
これらは石油系の合成界面活性剤で、高い洗浄力がありますが、その分頭皮への刺激が強くなります。

最初に開発されたのがラウリル硫酸Naで、水質に影響を受けないため、水が硬質で石けんが泡立ちにくいヨーロッパでよく使用されました。
ところが軟水の日本では泡立ち(洗浄力)が強すぎ、さらに肌の奥に浸透して炎症やかぶれを起こすことが知られてきました。

そこで新しく開発されたのがラウレス硫酸Naで、ラウリル硫酸Naの分子を大きくし、皮膚への浸透性を弱めたものです。
しかし洗浄力には変わりがなく、頭皮の乾燥を引き起こし、皮膚バリアーを破壊してしまうので紫外線や雑菌の害を直接受けてしまいます。

そのため、これらの成分が配合されているものはできるだけ使用しないほうが安全です。
また皮脂過剰で悩む人の多くが、実はこれらの成分で皮脂が不足したために、身体が頭皮防護のために皮脂を過剰に分泌しているといわれています。

ですから、皮脂過剰だからといってあまり強い洗浄剤が配合されているものを使用していると、かえって悪循環を引き起こしている可能性があります。

炭シャンプーは黒くても白髪に色はつかない

白髪が多いと炭シャンプーの黒色に何となく期待してしまいますが、残念ながら炭の色は髪にはつきません。
それなのに、服などにつくとシミになりやすいという難点があります。

またシャンプーに配合されている量はそれほど多くありませんが、毎日使用しているとバスルームやシンクが染まってしまう可能性もあります。
そのため、使用後は必ずしっかり洗い流すようにしてください。

また、「タオルには色はつかない」と謳っているシャンプーがありますが、炭は食物の着色料として使用されることもある物質です。
炭は水にも油にも溶けず、微粒子が食品に分散することで色をつけています。

そのため炭の微粒子がしっかり落ちていない場合は、タオルドライ時にその微粒子がタオルに移る可能性がないとはいえません。
タオルドライ用のタオルは専用のものを用意すると安心です。

炭シャンプーは手作りもできます

抜け毛や白髪の予防改善のために、手作りしている人もいます。
作り方は簡単で、市販の粉末炭適量をシャンプーによく混ぜるだけ。
10g100円前後で購入できますので、興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

もし合わなかったら、粉末炭は捨てずにパック剤に混ぜて使ってみてください。
毛穴奥の汚れや皮脂をきれいに落とすので、肌がツルツルになりますよ。

育毛剤や頭皮用美容液との相性が抜群

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炭シャンプーのもう一つのメリットは、その後に使用する育毛剤や頭皮用美容液の吸収がとても良くなることです。

育毛剤や頭皮用美容液の成分がしっかり浸透します

炭によって頭皮の汚れが取り去られ清潔な状態になると、有効成分が浸透しやすくなります。
しかも、遠赤外線効果で浸透した成分が頭皮全体に効率よく吸収されるので、さらに効果が高まります。
さらに、マイナスイオン効果でリラックスしていると頭皮の毛細血管が拡張するので、有効成分の浸透がさらに早まります。

炭が配合されたシャンプーと育毛剤や頭皮用美容液を併せて使用することで、より早く高い効果が期待できるのです。

アメリカでは炭の健康と美容効果がよく知られており、粉末やカプセル、リキッドなど様々な形状の活性炭サプリメントが販売されているほどです。
頭皮環境に悩んだら、一度炭シャンプーを試してみてはいかがでしょうか。

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