白髪を染めている人必読!髪や頭皮へのダメージが少ない白髪染めの方法まとめ-美髪ラボ

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白髪を染めている人必読!髪や頭皮へのダメージが少ない白髪染めの方法まとめ
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髪や頭皮にダメージを与えない白髪染めとは?

髪を染める=髪が傷むのは仕方がないこと、と考えていませんか?
確かに、安価で市販されている一般的な白髪染めやファッションカラーは薬剤が非常に強いため、髪がどんどん傷み、弱ってきます。

でも、白髪を染めない訳にはいかないし…、そうお考えなら、少しでも髪や頭皮にダメージを与えない方法を考えましょう。
白髪染めの後のケア方法や、髪を傷めず白髪を染める商品についてまとめました。

髪と頭皮の保護の重要性

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最近、アラフィフ女性著名人のお肌の差が話題になっています。
シワは若干あるもののツヤツヤしてぴんと張った肌の女優さんもいれば、顔の肉が全体的に垂れ下がってブルドッグ状態になりかけの人も。

この差を、美容整形外科の権威である高須克弥氏は「保湿の差が大きい」と話しています。
若いうちからしっかり保湿していると、皮膚の劣化速度が遅くなり、いくつになっても若々しくいられるのだそうです。

でも、私たちのほとんどは顔はともかく、頭皮の保湿を真剣に取り組んではいないのではないでしょうか。
しかも、パーマやカラーリングでどんどん髪と頭皮にダメージを与えてしまうと、頭皮はどんどん劣化・老化してしまうのです。
そのメカニズムについて、ご説明しましょう。

髪や頭皮へのダメージの蓄積が負の連鎖を招く

頭皮の状態は、この図のようになっています。
表皮の下、真皮内に髪の組織があり、その下の皮下組織の血管から栄養素と酸素を供給されることで髪は成長していきます。

表皮は外部の刺激を受け止めて真皮を守るバリア機能があり、皮脂もその働きがあります。
真皮はコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの水分保持成分があり、この成分の量や質が肌に直接影響を及ぼします。

ところが、紫外線(UVA)は表皮を透過し真皮にまで届いてしまいます。
すると細胞が酸化し、髪を守る毛包部分にも悪影響が出てきます。
皮脂には紫外線を守る働きがありますが、多すぎると今度は皮脂が酸化してしまい、やはり肌を傷つける原因となります。

このように、私たちは日光を浴びるだけで既に髪や頭皮にダメージを与えています。
その上に白髪染めの薬剤を塗布することは、弱っている皮膚をさらに傷つけてしまい、少しずつ蓄積されて負の連鎖が始まってしまうのです。

市販の白髪染め(2剤式)が髪や頭皮にダメージを与える理由

白髪染めのほとんどが2剤式で、1剤には酸化染料とアルカリ剤、2剤には過酸化水素水が入っています。
この2つを混ぜ合わせると、アルカリ剤が過酸化水素水を分解して酸素を発生し、その酸素によって酸化染料が発色するというしくみになっています。

髪や頭皮に悪い成分+万人向けに作られている

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2剤式の白髪染めの成分に含まれる成分には、このような危険な作用があります。

①アルカリ剤

白髪染めのツンとしたにおいの元の一つがアルカリ剤で、アンモニアなどが使用されています。
髪の毛は弱酸性で、その状態では通常髪の表面のキューティクルは閉じています。

そのままでは酸化染料が奥まで浸透できないので、アルカリ剤でキューティクルをこじ開けます。
キューティクルが開いた状態は既に髪の状態としては不健康で、摩擦などの軽い刺激でもキューティクルのうろこが剥がれてしまいます。

また、アンモニアは皮膚を溶かす作用があり、さらに神経毒性といって神経や脳を麻痺させてしまう働きもあります。
美容院でカラーやパーマをすると頭痛がするのは、これが原因です。

②酸化染料

代表的なものが「パラフェニレンジアミン」で、その他パラアミノフェノール、メタアミノフェノールなど、似た作用をするものもあります。
特にパラフェニレンジアミンはアレルギーを発症する危険性が高く、旧表示指定成分です。
また、発がん性が認められたため、ヨーロッパの多くでは使用が禁止されています。

また、この酸化染料が髪に浸透するためには、合成界面活性剤が必要です。
合成界面活性剤は皮膚の表皮の一番上にある角質層に入り込み、皮脂膜を破壊してしまうため、水分がどんどん蒸発してしまいます。

またタンパク質を変質させる作用もあり、一度変質した髪の毛や皮膚のタンパク質は元に戻ることがありません。
さらに、赤血球を溶かす溶血作用もあります。

赤血球には酸素を運搬する働きがあるため、これが頭皮で行なわれているとすると、血液自体が酸素不足なので十分な栄養が届かないということになります。

③過酸化水素

過酸化水素はオキシドールと成分が同じで、白髪染めの独特なにおいの原因の一つはオキシドール臭です。
2剤に入っている過酸化水素は、1剤のアルカリ剤によって酸素を発生させるのですが、この成分は1980年に発がん性が認められたとして厚生省(当時)が食品への使用を禁止したことがあります。

ところが次年になって、過酸化水素を最終的に無害化する方法が見つかったので、使用して良いというように使用再許可が出ています。

この「無害化する方法」というのがカタラーゼという分解酵素を使用することで、実は私たちの体内にも存在しています。
そのため、理論的には過酸化水素は無害化されることになりますが、残念ながらカタラーゼは加齢とともに減少していきます。

そのため白髪染めを使用する年齢では、無害化されないままの過酸化水素が浸透してしまう危険性があるのです。

また、がんというのは細胞の突然変異ですから、髪の元となる毛母細胞や色素形成細胞メラノサイトを変異させる可能性もあるのです。
過酸化水素が白髪の原因であるというのは、近年の研究で知られるようになっています。

このように危険な成分がたっぷり配合されているのが、市販の2剤式白髪染めです。
白髪染め製品は誰が使用してもしっかり染まるように、髪が多め、太めの人を想定して配合されています。
日本人の髪の量は10~12万本とされ、1本0.05ミリから0.15ミリです。

単純計算で、髪が細く少ない人と多く太い人では3倍以上の差があることになりますから、太くて多い人に照準を合わせて製造された白髪染めは、加齢で髪の量が減り細くなってきた年齢の女性の髪には強すぎるのです。
そのため、髪や頭皮のダメージは若い頃に比べ顕著になります。

間違った使用方法や染毛の技術不足

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このように、白髪染め自体が髪や頭皮にダメージを与えるものであるのに加え、使用方法が間違っていたり染めるテクニックがなかったりすると、ますます傷んでしまいます。
白髪染めは誰でも簡単に染められるというのが謳い文句ですから、私たちも結構自己流で染めてしまっていませんか?

説明書を読むとパッチテスト、塗り方、塗布時間などについて詳しく書かれていますが、パッチテストなんて面倒くさいし、何か他のことをやりながら放置していたら1時間経っていたとか、白髪が目立つところばかり何度も重ね塗りしてしまうとかいうことは、よくありますよね。

でも、説明書に書かれていることはメーカーが検証した、最も髪と頭皮を傷めにくい方法ですから、その通りにしないとダメージが強くなってしまうのです。

白髪を染めた後の髪や頭皮のケアが不十分

ただし、説明書をしっかり読めばそれでOKということはありません。
ほとんどの説明書は、白髪を染めた後のケアについては詳しく書かれていません。
しかし、上に書いたように色々な薬剤でダメージを受けている頭皮は、いつもと同じお手入れだけでは回復しません。

また髪の毛は自己修復作用がないため、ちゃんとケアしてあげないとどんどん傷みが激しくなってしまうのです。

最も効果的な髪や頭皮へのダメージ対策は

このように、髪にも頭皮にもダメージを与えてしまう2剤式の白髪染めですが、ダメージを最小限にするにはどうしたら良いのでしょうか。

市販の白髪染め(2剤式)の使用を止めること

一番簡単で単純な方法は、2剤式の白髪染めの使用を止めることです。
よく、美容院で染めれば2剤式でも髪が傷まないといわれますが、それは違います。
薬剤は市販でも美容院でもほぼ同じものを使用しているので、どうやっても髪や頭皮にダメージを与えます。

もちろん技術力が高く、髪質を正確に判断して最適な方法を取ってくれる美容師なら多少ダメージは減りますが、どれほど技術が高くても薬剤の作用を完全になくすことはできないし、逆になくしてしまったら染まりません。

髪や頭皮に優しい白髪染めにはどんな物がある?

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白髪を元の髪色と全く同じにしなくては嫌だ、という人でなければ、ヘアカラートリートメントやヘアマニキュア、ヘナなどの使用をお勧めします。
これらはアルカリ剤、酸化染料、過酸化水素を使用していないため、髪や頭皮への刺激がかなり弱くなっています。

それぞれについて、簡単にご説明しましょう。

①ヘアカラートリートメント

利尻ヘアカラートリートメントやルプルプ、レフィーネヘッドスパなどが有名なカラートリートメントは、HC染料と塩基性染料という、酸化染料に比べて非常に刺激の少ない染料を使用しています。
過酸化水素やアルカリ剤も使用していないので、髪や頭皮を傷めにくくなっています。

ただ、染料は髪の中のメラニン色素を破壊せず髪の表面や内部にくっついているだけなので、若干染まりにくくシャンプーごとに少しずつ色落ちします。
2~3回の使用で自然に染まり、1週間に1~3回の使用で色が保てます。

②ヘアマニキュア

これも酸化染料、過酸化水素、アルカリ剤を使用せず、その代わりにタール系色素を使用しています。
残念ながら、タール系色素は酸化染料ほどではないものの肌への刺激があり、アレルゲンとなる危険性や発がん性が認められています。

ただ、ヘアマニキュアはカラートリートメントに比べて髪への密着度が高く落ちにくいこと、頭皮につくと落ちにくいため頭皮には塗らないようになっているため、うまく塗布することができれば頭皮のダメージなく髪を自然な色合いに染めることができます。

③ヘナ

ヘナはインドなどで採れる植物性の色素で、髪だけでなく頭皮の保湿作用があり、アレルギーを引き起こしにくいとされていますが、これだけだとオレンジ色に染まってしまいます。

そのため、通常はインディゴを配合し、茶系の色に染まるようにしてあります。
インディゴは人によっては刺激となりアレルギーを引き起こす危険性があるので、必ずパッチテストが必要です。

また、トリートメント効果が非常に高く色持ちもするのですが、塗って1~3時間程度放置しなくてはいけないものが多いのがデメリットです。
最近は30~40分で染まるものも販売されています。

ヘナは、本来一切合成物質を含まないものですが、市販されているものには早くきれいに染めるために酸化染料などが配合されているものがあります。
また、色々なカラーリングを行なっている美容院でも、酸化染料を混ぜて使用する傾向があるようですので、注意しましょう。

市販の白髪染め(2剤式)を使いたい人は

ヘアカラートリートメントは色がしっかり入らないからイヤ、ヘアマニキュアは塗り方が面倒くさい、ヘナは時間がかかるからイヤ…そんな2剤式白髪染め派の方は、以下の方法で髪と頭皮の被害を少しでも軽くするようにしましょう。

出来るだけ刺激の少ない白髪染めを選ぶこと

白髪染めの成分はどのメーカーでもほぼ同じですが、色々使用してみると染まり具合や頭皮への刺激などが違うことがわかります。
配合量は企業秘密とされているのでわかりませんが、逆にいえば各メーカーが他社の配合量を知らないため独自配合になり、差が出るということです。

ですから、放置中にかゆみが起こる製品は避けましょう。
また、価格と髪を傷める度合いは反比例する傾向があります。
安価な商品ほど薬剤が強くなりますので、安物買いの銭失いにならないようにしましょう。

なお、ツンとした臭いがするかどうか、は危険性の指針にはなりません。
アルカリ剤や過酸化水素から発される刺激臭を閉じ込める物質が使用されているので、あまり臭わないだけなのです。

リタッチや髪型の工夫等で白髪染めの頻度を減らすこと

白髪染めの頻度を減らすだけでも、随分頭皮や髪のダメージは減ります。
一般的に染毛は2か月に一度程度が頭皮や髪に対する悪影響が少ないといわれていますので、できるだけそれを守りましょう。
その間は、できればヘアカラートリートメントなどでリタッチをしてしのぎましょう。

その際は、白髪染めと同じメーカーのものを使用すると安心です。
最近、ヘアカラートリートメントと白髪染めの併用が髪色を変化させる可能性があることがわかっていますが、同じメーカーのものであれば成分の配合が研究されているので、その心配がありません。

また、一時染料を使用するのもお勧めです。
ペンタイプやパウダータイプのものが多く出ていて、さっと塗って乾かすだけですからとても手軽です。
しかも最近は利尻白髪かくしやレフィーネリタッチカバーのように、少しずつ白髪が染まるタイプも出ています。

おしゃれを楽しみながら白髪を目立たせなくするのなら、白髪が目立たないような髪型を工夫したり、帽子やスカーフを利用したりするのも手ですよ。

ダメージを悪化させないよう髪や頭皮をケアすること

白髪染めをしたばかりの髪はキューティクルが開き、非常にもろい状態になっています。
白髪染めの酸化染料は髪の奥に浸透した後分子同士が結合してサイズを大きくし、キューティクルの中や間に詰まっているからです。

まずはシャンプーで2度洗いして、余分な染料と薬剤をしっかり落とし、キューティクルが出来るだけ閉じるようにしましょう。

その後は1日以上シャンプーを控え、染料を定着させます。
染料が定着したら、トリートメント剤をまめに使用し、髪を保護してあげましょう。
ドライヤーの熱は髪の水分を蒸発させてしまうため、洗い流さないタイプのトリートメントがお勧めです。

また、頭皮の乾燥を防ぐために、ココナッツオイルやホホバオイルなど、肌に優しい保湿剤を塗ってください。

出来るだけ美容院で白髪染めをしてもらうこと

お話したように、市販の白髪染めは安価で手軽な分、刺激成分が多くなっています。
そのため、しっかりしたカラーリング技術を持った美容院で染めてもらったほうが、出来るだけ頭皮につかないように薬剤を塗り、過酸化水素(ブリーチ剤)の量を調整してくれるためダメージは少なくなります。

また、技術のしっかりした美容院であればカラーリング後のトリートメントもしっかりしてくれるので、その後のケアが楽になります。

とはいえ、どれほど高い技術で髪の傷みが少なくても、その後に伸びてくる白髪まではどうにもなりません。
リタッチの際にヘアマニキュアなどの酸性染料を使用したカラー剤を使用したコースがあるかどうか、確認すると良いでしょう。

できるだけ酸化染料を使用した白髪染めの回数を減らすことを心がけましょう。

まとめ

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取り返しがつかなくなる前に早めに対処しましょう

最近は40種類以上のヘアカラートリートメントが販売され、多くの人が一度は使用したことがあるのではないでしょうか。

しかし、白髪染めと違って髪質が太かったり多かったり、キューティクルがしっかり閉じた健康な髪の人ほど染まりが悪く、1週間連続して染めたのにあまり色が入らない、とがっかりする人もいます。
ですから、白髪染めに戻ってしまうのは仕方がないことかもしれません。

そういった方にぜひ覚えておいていただきたいのは、万が一酸化染料を使用した白髪染めでアレルギーを引き起こした場合、二度と同じ種類のものは使用できないということです。
これはメーカーを変えても同じことです。

日本ヘアカラー工業会は、
「これまでに一度でもかぶれた方は、以後絶対にヘアカラーを使用しないでください」
「今後は、いずれのヘアカラーもご使用になれません」
「これまでにかぶれた方は、パッチテストも行なわないでください」
とホームページで警告しています。
参考:http://www.jhcia.org/advice/advice_rash/

これは、かぶれという症状が遅延型アレルギーの症状の一つであり、そのまま使用し続けると突然全身のじんましんや呼吸困難などを起こす危険があるからです。
実際、アレルギーがありながら使用してしまい、アナフィラキシーショックを起こし死亡した例が英国などにあります。

たかが白髪染めで命を危険にさらさないよう、必ずパッチテストを行ない、かゆみや炎症が起きたらすぐに使用を中止するなどしっかり自己防衛をしてくださいね。

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