【自然乾燥VSドライヤー】髪や頭皮の健康の為にはどっちを使うべき?-美髪ラボ

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【自然乾燥VSドライヤー】髪や頭皮の健康の為にはどっちを使うべき?
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あなたは自然乾燥派?ドライヤー派?

みなさんはシャンプー後、ドライヤーをかけていますか?
何でも日本でも大人気のモデル、ミランダ・カーさんは自然乾燥派だそう。
ママになった女性はもちろん、仕事に追われる女性にとっても髪の手入れは大変なもの。
でも、髪や頭皮の健康のためにはどっちが良いのでしょうか。

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自然乾燥VSドライヤー

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特に髪の長い女性にとって、シャンプー後のドライヤーはかなり面倒くさいもの。
しっかりドライヤーする人も多いですが、どうやら自然乾燥派もかなりいそうです。
自然乾燥はよくないといいますが、ドライヤーも髪を傷めそうだし、数分とはいえ片手でドライヤーを持って操作するのは結構大変ですよね。

自然乾燥派とドライヤー派の割合は半々程度

自然乾燥派とドライヤー派の割合は半々か、自然乾燥派が少し多いそう。
男性は圧倒的に自然乾燥派が多いようですし、女性でも忙しい時期には数分のドライヤーでも時間が惜しいもの。
ドライヤーしたくてもなかなか…という女性は多いようです。

本当はどっちが良い?結論から言うと圧倒的にドライヤー

よほど髪が少ない場合を除き、ドライヤーを使ったほうが圧倒的に髪や頭皮に良いといわれます。
以下の条件付きではありますが。

タオルドライをしっかりやり、ドライヤー使用時間を10分以内にする
温度は100℃以下にして使用する
ドライヤーを髪から15~20センチ離す

この3つを守れば髪はほとんど傷まず、頭皮環境も良くなって髪の成長を助けてくれます。

自然乾燥がダメな理由

昔はドライヤーがなかったことを考えると、なぜそんなに自然乾燥が良くないのか、と思いますよね。
ミランダ・カーやビヨンセは自然乾燥派だそうですし、何が問題なのでしょうか。

自然乾燥が楽なのは間違いありませんが・・・

自然乾燥の一番のメリットは、髪や頭皮が熱で損傷されないことでしょう。
アメリカのSTYLE CASTERというファッションメディアでは、タオルドライした後オイルを髪に塗布し、そのまま三つ編みしてくせ付けすることまで推奨しています。
http://stylecaster.com/beauty/air-dry-hair/

それに自然乾燥は光熱費も抑えられるような気がしますね。

しかし、自然乾燥は髪にも頭皮にもよくありません。
それは、以下の理由によります。

①キューティクルが剥がれやすい

髪の一番外側にあるキューティクルは薄い皮膜で覆われ、外の刺激から髪を守っています。
しかしシャンプー後は皮膜が失われ、しかも水分を吸ってキューティクルが開いています。
ふやけた状態のキューティクルは非常にもろくなっていて、ちょっとした摩擦で簡単にボロボロになり、剥がれてしまうのです。

一度剥がれたキューティクルが再生することはありません。
そのため、キューティクルの内側にある水分やたんぱく質が抜けやすくなり、髪がスカスカ状態になってしまうのです。

②頭皮に雑菌が繁殖しやすい

ご存知ですか?実は私たちの皮膚には常に20~30種類の雑菌が棲みついているのです。
「皮膚常在菌」といわれ、普段は保湿成分を作ったり紫外線を防止したり、抗酸化物質を生成したりととても頼りになる菌たちです。

ところが頭皮には髪が密集しているため異常繁殖しやすく、皮脂のバランスが崩れるとダニや真菌、アクネ棹菌などによってかゆみや炎症が起きてしまうのです。

シャンプーした後の頭皮は、きちんと洗えていれば頭皮を守る皮脂が少なくなっていますし、洗い残しがあれば汚れた皮脂がこびりついていることになります。
そのどちらもが雑菌が繁殖する良い環境となり、髪や頭皮を傷めてしまうのです。

光熱費については、ドライヤーを強(1200W)で1日10分使用した場合でも、1か月で150円程度しかかかりません。
ドライヤーは大きな電力を必要とするので、契約アンペアが低いとエアコンや電子レンジと同時に使用するとブレーカーが落ちることがありますが、実際の消費量は大したことはありません。

余談になりますが、ミランダ・カーやビヨンセが自然乾燥派なのは、どうやら彼女らと日本人の髪質が全く違うところにヒントがありそうです。
欧米人は日本人の4倍髪にキューティクルが多く、ちょっと乱暴に扱った程度では剥がれないようです。

そのためカラーは色が入りづらく、パーマもなかなかかからないのですが、髪を乾燥させるということにおいては自然乾燥でも痛みにくいのですね。
また、髪の毛の太さも日本人に比べて3~5倍細いそうなので、乾きやすいということもあるのでしょう。
日本人は真似しないほうがよさそうですね。

ドライヤーが良い理由

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ここから、ドライヤーのメリットについてお話しましょう。

ドライヤーは手間や時間が掛かってしまいますが・・・

自然乾燥派にとっては、ドライヤーは重いし時間がかかるし、面倒ですよね。
でも、大切な髪や頭皮を守るには、シャンプー後ドライヤーでできるだけ乾かしたほうが良いのです。

ドライヤーのメリットは、何といっても自然乾燥より早く乾かすことができるので、キューティクルの損傷が少なく、頭皮の雑菌繁殖を防げること。
また、完全に乾く直前の髪はスタイリングしやすく、くせを伸ばしたりふんわりさせたりと形を作ると固定されやすくなるのです。

さらに、頭皮環境を悪くしないためにもドライヤーは必要です。
頭皮を長い時間濡らしたままでいると頭皮の温度が下がり、血行不良になってしまうことで十分な栄養が毛根に届かなくなってしまいます。
また、水分の重みで毛穴が変形したり髪や毛根の負担になったりするのです。

ドライヤーに対する誤解

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ドライヤーを毛嫌いしている人に聞くと、「使ったら髪がパサパサになった」「広がって大変なことになった」という人が多いようです。

なぜ「ドライヤーは髪に悪い」と誤解されてしまうのか?

安価なドライヤーは温度調節ができなかったり風量がとても弱かったりして、髪にダメージを与えるためにあるようなもの。

そんな商品を使ったら髪も頭皮も傷んでしまいますし、特に髪は角化して死んだ毛母細胞の集まりなので、自己修復能力がないのです。
結局、ヘアケア商品で表面的にごまかすことしかできなくなってしまいます。

また、頭皮に熱風を当てると、肌のたんぱく質が変性してしまいます。
すると細胞内のDNAが損傷を受けて次に生えてくる髪が細く弱くなり、正常なヘアサイクルより早く抜けやすくなります。
これも「髪がパサパサになる」原因の一つです。

ドライヤーは、1万円以上出せばそれなりの機能もついていますし、消費者本位の使い勝手になっています。
しかしそれ以下だと「重い」「音が大きい」「風量が少ない」「温度調節ができない」「すぐ故障した」など、何らかの不満が出やすいもの。

髪と頭皮によいドライヤーはマイナスイオンやナノケアなどで髪をいたわってくれますから、頭皮や髪の状態に合わせた商品を購入すれば、髪や頭皮を傷めることはありません。

正しいドライヤーの使い方

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いくらドライヤー乾燥が良いといっても、間違った使い方をすれば自然乾燥以上に髪や頭皮を傷めることになりかねません。
正しい使い方をしっかり覚えましょう。

髪や頭皮を傷めない正しいドライヤーの使い方

①温度管理をしっかりと

髪の毛のたんぱく質は100℃で変性するといわれていますが、実はキューティクルが無理なく開くのは30~60℃程度だといわれます。
無理なく開くというのは、広がり過ぎず、有効成分が浸透しやすくなり、かつ温度が下がれば自然にキューティクルが閉じるということです。

ところが70℃を超えるとキューティクルは開きっぱなしになり、元に戻らなくなります。
これは濡れた髪の時に起こることで、水分量が多ければ多いほど髪は熱を持ちやすくなるのです。

ですから、ドライヤーの温度と髪との距離に注意しましょう。
1200Wの場合は20センチ離すと約80℃、800Wだと15センチ離すと60℃近くまで下がります。
この数値でいくと800Wのほうが良いのですが、家庭用ドライヤーは基本的にワット数が低くなると風量も下がるため、なかなか乾きづらくなるというデメリットがあります。

水分が少なければ少ないほど髪の表面や頭皮への温度は下がりますから、タオルドライをしっかりしてから使用しましょう。

②風量はできるだけ多いものを

①に関連しますが、温度を低くしても早く乾かすためには、風量が多くなければいけません。
風量に関しては基準となる表記方法がないので便宜上ワット数で判断しますが、メーカーによってかなり違うので、できれば家電量販店などで実際に風量を試すと安心です。
風量表記があるものの場合、1.4立方メートル/分以上ならそれなりの風量です。

業務用のドライヤーは1500W超のものもあり非常に乾燥が早いですが、モーターが大きくなるので重くなり、片手で持ちながら髪を乾かすのはかなり大変です。
600g前後までが使いやすいでしょう。

③タオルドライで水分をできるだけ減らす

髪に残る水分が少なければ少ないほどドライヤーを使用する時間は減りますから、それだけ負担も少なくなります。

厚めで吸湿性の良いタオルでまず頭皮の水分を吸い、その後髪全体をタオルで巻いたり髪の毛を包んだりしてから軽く叩き、十分水分を吸い取らせてください。
この時髪とタオルをこすると、摩擦でキューティクルが剥がれてしまいますのでご注意を。

最後に目の粗いクシかブラシで根元から毛先に向かってそっとブラッシングし、毛先に溜まった水分を再度タオルで吸水します。

④とにかく頭皮!髪より頭皮を乾かすこと

頭皮をしっかり乾かしているうちに、その温風で髪の毛もかなり乾きます。
とにかく雑菌が増えないうちに、頭皮を乾かしましょう。
ドライヤーの重さを考えると、頭頂部から始めるのが一番楽でしょう。
髪に指を入れ、隙間を作りながら温風を頭皮に満遍なく当て、すばやく乾かします。

大体8割がた水分を飛ばしたら、次は髪の毛の水分量が多いところ、最後に毛先です。
毛先は一番傷んでいるところなので、オイルやトリートメント剤をつけてから温風をかけると傷みにくくなります。

ここまで済んだら、今度はドライヤーを冷風に切り替えます。
髪の毛はこの時点でしっかりくせづけされますので、髪がぺしゃんこになりやすい人は髪を立ち上げるように、ボリュームがある人やくせっ毛の場合は下に軽く引っ張りながらドライヤーをかけましょう。

どうしても心配な人には低温ドライヤーがオススメ

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髪の毛が既に傷んでいる人や細くて弱い髪質の場合、ドライヤーを使用するのはどうしても不安だ、と思うかもしれません。
そんな時には、温度調節のできるドライヤーか低温ドライヤーを使いましょう。

いくつかお勧め商品をご紹介しましょう。

①東芝uLosピコイオン ヘアードライヤー

最大風量は1.4㎥/分と標準ですが、温度が5段階調節できるので髪と頭皮を乾燥から守ります。
また、微粒子イオンが髪に潤いを与え、静電気が起こりにくくなります。
575gと標準的な重さで、ノズルが短いので使いやすい人気商品です。

②SALONIA モイストイオンドライヤー

風量1.99㎥/分、温度調節可能で30℃、60℃、100℃の3段階あります。
折り畳み式なので場所を取りません。
ただ、約700gと家庭用にしては重いのが難点かも。

③ヒートケア60 低温ドライヤー

モデルさん御用達の低温ドライヤーです。
他のドライヤーが低温になると乾燥に時間がかかるのに比べ、こちらの商品はサイクロン式で低温かつ速乾力を兼ね備えた唯一の商品です。

デメリットはサイズが大きく、しかも折り畳みができないことと、価格が高いこと。
メーカー直販のみで、24,800円します。
ただ、30日間は返金保証、365日間は修理が無償、その後も5年間は有償ですが新品と交換もできますので、安心して購入できます。

④ルーヴルドージャパン 復元ドライヤー

ヘアメイクアーティスト清水ミチルさん推薦の低温ドライヤーです。
65~80℃に設定されており、マイナスイオンを出しながら髪を揺らすことで乾かすタイプです。
80℃のハイモードでも髪に当たる温度はもっと低くなるため、ツヤが出る、サラサラになると評判です。

15,700円で指定サロン以外では購入できないのがデメリットですが、顔や身体のリフトアップにも使えるそうです。

そのほか、パナソニックのナノケアなど60℃設定があるものはいくつもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

ドライヤーは2000円前後のものから2~3万するものまであり、どれを選んだら良いのか判断が難しいものです。

でも、髪がベリーショートで手ぐしでも乾いてしまうような方なら不要ですが、それ以外の場合ドライヤーは必需品です。
正しい使用方法で、美しい髪と健康な頭皮を守ってあげてくださいね。

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