産後女性が抱える髪の毛の悩みをスッキリ解決!産後の髪トラブルの原因と対策まとめ-美髪ラボ

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産後女性が抱える髪の毛の悩みをスッキリ解決!産後の髪トラブルの原因と対策まとめ
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産後の髪トラブル対策を生活シーン別に解説!

産後はゆっくり鏡を見る暇もなく、毎日が戦争です。
しかしふと鏡を見た時や、シャンプーした時、ブラッシングした時、髪の毛がこれまでと何か違う…と感じる女性は少なくありません。

産後は体質が変化する人が多いといいますが、髪まで変わってしまうのでしょうか。
そんな時、何か取れる対策方法はあるのでしょうか。

出産が髪の毛に与える影響と髪トラブルの原因

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産後に抜け毛が増えるというのはよくいわれることですが、実はそれ以外にも色々な髪トラブルが起き、悩んでいる女性は少なくありません。

こんなに多い!出産が引き起こす髪トラブルの数々

産後、髪の毛や頭皮に起こるトラブルにはこんなものがあります。

抜け毛が増える
白髪が増える
髪にハリやコシがなくなる
髪のツヤがなくなる
フケ・かゆみが起こる
髪が乾燥してパサつく
髪や頭皮がべたつく
髪が臭う
髪が硬くごわつく
うねりやクセが出てくる

一時的な変化でいつの間にか治る人もいれば、これらのいくつかが重なって以前とは全く違う髪質になっていく人もいます。

意外!?産後の髪トラブルの原因はほとんど同じ

実は、これらの髪トラブルの根本の原因はほとんど同じです。
産後に特徴的な女性ホルモンの減少によって、これらの髪トラブルが起きているのです。
さらに、女性ホルモンの乱れによって起こる様々な現象が、トラブルを悪化させてしまいます。

女性ホルモンのエストロゲンには髪や肌の健康を保ち、成長を促進する作用があります。
妊娠するとエストロゲンの量が増えるため、髪に対する作用も強まり、抜ける時期になっている髪の生存期間が延長されます。
そのため、通常であれば1日50~100本抜ける髪の多くが抜けなくなります。

しかし出産するとエストロゲンの分泌量は急激に下がり、妊娠前の量に戻ります。
すると生存期間を伸ばされていた髪が抜ける準備に入り、それが整った髪から抜けて行くのです。

抜ける準備に入ってから実際に抜けるまでには3か月前後かかりますが、抜ける準備の段階でブラッシングやシャンプーなどで髪を引っ張ると、するっと抜けてしまうこともあります。
そのため早い人は産後1ヶ月でも抜け毛が増え始めてしまうのです。

さらに、エストロゲンには以下の働きもあります。

コラーゲンの生成を助け、うるおいのある肌を維持する
ツヤのある髪の毛を維持する
肌や髪の新陳代謝を促進する
自律神経を安定させる
血管の老化を防止する
コレステロールのバランスを整える
骨を丈夫にする

そのため、エストロゲンが一気に減ることでコラーゲンが減少し頭皮のうるおいがなくなり乾燥したり、うるおい不足を解消しようと皮脂が過剰分泌されるために髪や頭皮がべとついたり臭ったりといったことが起こります。

また、髪を作る毛母細胞や髪の色を作る色素形成細胞メラノサイトの新陳代謝が衰え、髪にクセやうねりが出たり、ハリやコシ、ツヤがなくなったり、ごわついたり白髪になったりといったことが起こるのです。

さらに、エストロゲンの減少によって自律神経が乱れると交感神経が活発になり、精神が不安定になりイライラしやすくなります。
ストレスが溜まるようになると血管が常に収縮してしまい、血行が悪くなるため頭皮に充分な血液が回らなくなり、髪にトラブルが起きやすくなります。

このように、女性ホルモンの乱れがストレス、血行不良、頭皮の乾燥などを引き起こし、それが様々な産後の髪トラブルの原因になっているのです。

産後の髪トラブルは自然に治るとは限らない!?

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このように見ていくと、女性ホルモンが妊娠前の分泌量に戻ることが髪トラブルのすべての原因のように思えますが、実際にはもっと複雑です。
その点をもう少し見ていきましょう。

髪トラブルが悪化する、治らない人の傾向とは

①卵巣機能の低下

女性ホルモンの分泌量のピークは30歳前後といわれています。
また、金沢大学医学部の小池浩司助教授によると、女性ホルモンを生成する卵巣の機能も30歳頃から衰え始め、37歳頃からは妊娠する確率が一気に下がる、つまり卵巣の機能がはっきり衰えるようになるということです。

卵巣の機能が低下すれば当然女性ホルモンの分泌量も減ってしまうため、産後に妊娠前と同じ量分泌されなくなってしまいます。
すると髪トラブルが発生しやすくなる、あるいは悪化してしまう可能性が高くなるのです。

さらに、女性ホルモンの分泌量低下が自律神経の乱れを引き起こします。
脳の視床下部は女性ホルモンの量が減ると性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を分泌し、さらにそれを脳下垂体が受けて卵胞刺激ホルモン(FSH)を分泌し、卵巣にホルモン分泌を命令します。

しかし卵巣の機能が低下しているためホルモンが分泌できないと、脳がさらに指令を出し続けるという状態になります。

視床下部には自律神経をコントロールする機能もあるのですが、この一連の流れの乱れによって自律神経まで乱れてしまい、イライラや不安、血行不良などが起こり、髪に栄養が届かなくなってしまいます。
さらに悪化すると、更年期障害が早く訪れてしまうこともあるのです。

②加齢による髪質変化

髪の毛は加齢とともにクセやうねりが出やすくなります。
これは、髪の成分である2種類のコルテックス繊維と呼ばれる細胞の分布が変化するからです。

この形状の変化によって、うねりやクセが出るだけでなくツヤがなくなり、ゴワゴワした手触りになってしまいます。
現在のところ分布が偏ってくる原因はわかっておらず、根本的に治す方法も見つかっていません。

また、同様に加齢とともにコルテックス内の脂質が減少し髪の毛が細くなることもわかっており、これがハリやコシ、しなやかさ、ボリュームがなくなる原因となっています。

③毛穴の形状変化

加齢とともにお肌の毛穴が開いてしまうように、頭皮の毛穴も広がっていき、形状も変化していきます。
また、皮脂分泌が多い場合や頭皮が汚れていると、毛穴に余分な皮脂が詰まることでいびつな形になってしまいます。
それに沿って髪の毛が生えてくるため、うねった状態で髪が生えてきてしまうことがあります。

④間違ったヘアケア

産後の頭皮はデリケートな状態になっていて、それまでのシャンプーでは合わなくなることがよくあります。
特に高級アルコール系シャンプーの場合、非常に洗浄力と脱脂力が強いため、頭皮への刺激となってしまいます。

また、以前より頭皮がべたつくからと脂性肌用のシャンプーを使用すると、実際には乾燥によって皮脂が過剰分泌されていた場合さらに頭皮が乾燥し、皮脂が過剰分泌されてしまうという悪循環になってしまいます。
それによって毛穴がつまって髪がうねったり、頭皮がさらにべとついて臭くなったりすることもあります。

⑤栄養不足や極端なダイエット

産後は充分な栄養を摂らなくてはいけませんが、赤ちゃんや家族の世話に忙殺されて、自分の食事は後回しになってしまうことがよくありますよね。
ながら食いや手軽なスナック、お菓子、インスタント食品などが定番になってしまうと、健康に必要な栄養素が不足してしまいます。

特にタンパク質、ビタミン、ミネラルは髪を作るために必要な成分なので、不足すると髪にトラブルが起きやすくなります。

⑥睡眠不足

髪や頭皮細胞を修復し新陳代謝を助けるホルモンに、成長ホルモンがあります。
このホルモンは10代後半が最も多く、それ以降はどんどん減ってしまうものの、大人になっても分泌されています。

成長ホルモンは1日のうち熟睡している時間帯、しかも最初の30分~3時間の間に最も分泌されるのですが、夜の授乳や夜泣きなどでなかなか熟睡することはできません。
成長ホルモンが分泌されなければ細胞が新陳代謝されないため髪の毛の成長が止まったり、髪質が変化したりしてしまうのです。

⑦運動不足

赤ちゃんのお世話は全身を使うものの、健康を維持するための運動とは程遠いものです。
赤ちゃんの抱っこで腰や首、肩、背中に負担がかかり、しかも荷物を持っているのとは違いますから、気を抜くことはできません。
すると全身に力が入るため血管も収縮してしまい、髪に栄養が届きにくくなってしまいます。

さらに、産後は骨盤が歪みやすく、運動で正しい位置に戻さないと卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌に支障をきたしてしまうこともあります。

自分の髪質や体質原因に合わない対策は逆効果に

このように、産後の髪の毛の悩みは様々な要因が重なって起こるものです。
髪質が変わった、フケやかゆみが出たという表面的なことにとらわれてシャンプーをしっとり型やダメージケア用に変えても意味がないばかりか、逆効果になってしまうことがあります。

また、産後の髪の毛のトラブルの主原因は女性ホルモンの減少によるものですが、それを知っている人は案外少ないものです。

ベビー用品メーカーのコンビが2012年9月にアンケートを取ったところ、多くのママは疲れや睡眠不足、ストレスなどが抜け毛の主な原因と考えており、ホルモンバランスの変化のことを知っている人はわずか4%でした。

女性ホルモンの一時的な減少が髪トラブルの主原因だとわかっていると、落ち着いて対策を取ることができます。
しかし、疲労や睡眠不足、育児ストレスなどが原因だと考えてしまうと、精神が不安定になりやすい時期だけにさらにストレスとなってしまい、髪トラブルが悪化してしまうことがあるのです。

産後の髪トラブル対策【頭皮ケア・頭皮ケア編】

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ここからは、正しい髪トラブル対策を見ていきましょう。
決して難しいことではなく、ちょっとしたことで髪の状態を改善することができるのです。

まずは、頭皮環境をダイレクトに良くする方法からです。

産後の頭皮はデリケート!過剰な刺激は厳禁です!

産後はエストロゲンの減少によってコラーゲンが一時的に減るため、頭皮の柔軟性がなくなり乾燥しやすくなっています。

さらにストレスや睡眠不足などが重なり、皮膚バリア機能が低下しているため、ちょっとした刺激でも頭皮が炎症を起こしたりフケやかゆみが出やすくなったりしますから、できるだけ刺激を与えないように注意しなければいけません。

頭皮ケアのポイントは清潔、保湿、栄養の3つ

敏感になった頭皮をケアするには、清潔にすること、その後しっかり保湿すること、さらに育毛剤などで栄養を与えてあげることが大切です。

「清潔」というのは、皮脂を全部取り去ることではありません。
皮脂には紫外線の害を抑制し、頭皮を弱酸性に保ち、水分が蒸発しないようフタの役割をしていますし、髪のツヤを作る成分でもあります。
そのため、汚れは落としても皮脂はある程度残しておくことが必要なのです。

また、コラーゲンが減っている状態の頭皮は硬くなりやすく、その下の毛細血管を圧迫して血行を悪くしてしまいます。
そのため、充分に保湿することで頭皮の柔軟性を取り戻し、血流を良くしてあげることが大切です。

さらに、血行が良くなっても肝心の血液が栄養不足では、髪のトラブルは解消されません。
女性用育毛剤で直接頭皮に栄養を与えてあげることで頭皮環境が改善され、より早く髪が正常に成長できるようになるのです。

毎日使うシャンプーは慎重に選びましょう

シャンプーで頭皮を清潔にすることは大切ですが、市販のほとんどのシャンプーは高級アルコールと呼ばれる石油系界面活性剤からできており、デリケートな肌には刺激が強すぎます。

また、髪を保護する皮脂まで取り去ってしまうため、髪を保護するためにシリコーンなどのコーティング剤が配合されています。
シリコーンは網状になっているので毛穴に詰まらないというのが業界での定説ですが、網状のものでも何層にも重なれば毛穴を塞いでしまうという危険性も指摘されています。

また、髪をコーティングする作用が強いため、次のシャンプー時にシリコーンと同時に髪のキューティクルまで剥がしてしまうといわれています。
キューティクルが剥がれると中のタンパク質や水分、脂質が流出してしまうため、パサパサでハリやコシのない髪の毛になってしまうこともあります。

このような状態を防ぐには、アミノ酸系のシャンプーを使用することです。
アミノ酸はタンパク質の構成成分で洗浄力が穏やかなので、頭皮や髪に必要な皮脂は残してくれるのです。

ただし、市販の「アミノ酸シャンプー」には実際には石油系の洗浄成分も多く配合されているものや、アミノ酸系でも刺激が強いものもありますので、信頼のおけるメーカーの商品を購入するようにしましょう。
1,000円以下の場合は「アミノ酸シャンプー」と書いてあってもお勧めしません。

産後の髪トラブル対策【食生活編】

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産後の髪トラブルの原因の一つに、栄養不足があります。
赤ちゃんの世話に追われていると、なかなか栄養を考えて料理をする余裕はありませんよね。
しかし手軽な一品料理や出来合いの総菜、宅配デリバリーなどが増えると栄養が偏り、髪への栄養が不足してしまいます。

髪に栄養を届ける為にしっかりと栄養を摂りましょう

栄養素には炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルがあります。
このうち炭水化物とタンパク質は多くの食材に含まれているため、通常はそれほど不足することはありません。
しかし産後は筋肉量を増やしエネルギー源にするために、多めに摂取したいものです。

低カロリーな大豆製品、鶏のささみや胸肉、白身魚などなら脂肪分が少ない上に栄養価が高いのでお勧めです。
特に大豆製品にはイソフラボンというエストロゲンに似た作用をする成分が含まれているので、特に産後は毎日少しずつでも摂るようにしましょう。

また、ビタミンやミネラルを摂取するには、牛乳やチーズ、卵、ヨーグルト、豆腐、緑黄色野菜などが手軽です。
これらは髪を作る栄養素でもあるので、青汁や野菜ジュース、ゼリー飲料、サプリメントなども利用して、できるだけ手間をかけず簡単に摂れるようにしましょう。

過度なダイエットは髪にも赤ちゃんにも悪影響

産後は体型を元に戻すためにダイエットに励む女性が多いものです。
しかし、この時期は食事を無理に減らすダイエットは絶対にしてはいけません。
産後の体力を回復しなくてはいけませんし、栄養不足は母乳の出にも影響が出てしまいます。

きちんと五大栄養素を摂りながらカロリーを落とすには、脂質を減らすことです。
炒めるのではなく煮る、肉より白身魚にする、肉は脂身や皮を取る、ドレッシングはノンオイルにするといった工夫だけでも、かなりカロリーを落とすことができます。

また、電子レンジや蒸し器を使うことで油を使用しなくても調理できますし、食べる直前にゴマ油を1~2滴垂らすだけで油を取った気になれますよ。
豆腐や厚揚げ、高野豆腐などでボリュームアップするのもお勧めです。

たっぷり食べて満足することはストレスを溜めないためにとても大切なことで、食事をすることで副交感神経が活発になり、心身がリラックスします。
すると血流が良くなって髪に良い影響を与えますし、母乳の出も良くなりますよ。

産後の髪トラブル対策【日常生活編】

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産後どうしても不足がちになるのが睡眠と運動です。
しかし、髪に悪影響を与えてしまうことがあるので、できるだけ時間を取るよう努力しましょう。

睡眠は量だけでなく質を高める工夫をしましょう

赤ちゃんによってかなり差があるものの、生後4か月頃までは2~3時間に一度ミルクや母乳をあげることが多く、とてもまとまった時間睡眠を取ることはできません。
その間はできるだけ昼寝をするようにして、何とか乗り切りましょう。

たった10分の昼寝が夜の熟睡時間30分にあたるといわれているので、赤ちゃんが寝たら一緒に寝てしまい、家事は後回しにすることです。

時には家族に預かってもらったり、自治体の制度を利用したりして、何とか数か月頑張りましょう。

育児による肩、首、腰の疲労はストレッチで解消

赤ちゃんの抱っこ、授乳、おんぶなどで肩や首、腰にはかなり負担がかかります。
そのまま放置してしまうと身体が歪み筋肉が硬くなることで血行が悪くなり、髪に血液が届かなくなってしまいます。
ちょっとした時間を利用して、いつでもストレッチで身体をほぐすようにしましょう。

・肩こりのストレッチ

仰向けに寝て、腕を伸ばすだけで良いという超簡単な方法ですが、即効性があります。

「育児中の肩こりママへ!寝るだけ簡単肩こり解消法」

・首こりのストレッチ

1分間で首こりを解消するストレッチです。
頭の後ろで手を組み、そのまま前に倒すだけですが、1分キープするのがコツです。

「首こりと頭痛のための1分ストレッチ法」

・腰痛のストレッチ

仰向けに寝て、足を反対側にひねったり足を抱えたりするだけで、腰のこりがすっきりします。

「腰痛を解消したいママへ☆自宅で簡単にできるストレッチをご紹介♪」

どれも1~2分でできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

産後はどうしても髪のトラブルが起こりがちですが、しっかり対策を取ることで改善されたり、悪化を防いだりすることができます。
いつまでも美しい髪のママでいるために、少しずつでもケアするようにしましょう。

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