あまりにも多い産後の抜け毛!コレって本当に大丈夫?何か良い対処法はないの?-美髪ラボ

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あまりにも多い産後の抜け毛!コレって本当に大丈夫?何か良い対処法はないの?
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産後の抜け毛を減らすために出来ることとは!?

産後は抜け毛が増えるとは聞いていたけれど、まさかこんなに多いとは…とショックを受けていませんか?
ブラッシングするたび、シャンプーするたびに抜け毛の量に愕然とする女性は多いのです。

そのまま気にしなくていいのか、何かケアすべきなのか、しっかりした情報が欲しいですよね。
そこで今回は、産後に多い抜け毛の原因と対処法をお教えしましょう。

多くの女性が悩む産後の抜け毛

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産後の抜け毛が多いと感じた経験のある女性は、5割とも7割ともいわれます。
それだけ当たり前のことともいえますが、逆を返せば何割かの女性はあまり抜け毛がなかったということになります。
この差はどこから出てくるのでしょうか。

「産後の抜け毛は当たり前」とは言うけれど・・・

妊娠前から薄毛が気になり始めていた人にとっては、ハゲるんじゃないかと恐怖ですよね。
実際、ハゲるまではいかないけれど以前の量に戻らなかったという女性も多いのです。

特に二人目を出産した後、1年経っても髪の量が戻らなかった女性は約45%という、育毛剤メーカーのデータもあります。
つまり、産後に多い抜け毛はよくあることでも、絶対に元に戻るとはいえないのです。

そもそも何で産後に髪の毛が抜けてしまうの?

産後の大量の抜け毛の原因にはいくつかありますが、その代表的なものが以下のことです。

・女性ホルモンの減少

女性の髪の毛を美しく保つ作用があるのが、女性ホルモンのエストロゲンです。
このホルモンは生理周期約1ヶ月の中で増えたり減ったりしており、異常な抜け毛が出ないようコントロールしています。

女性の場合、髪の毛の寿命は4~6年といわれており、そのほとんどが「成長期」です。
成長期が終わると「退行期」に入り、髪を育てる毛母細胞からの栄養が来なくなってきます。
これが2~3週間続き、その後は「休止期」に入ります。
髪の根元が角化し、3~4か月かけて少しずつ上に上がっていき、最後に抜けるのです。

しかし妊娠中は妊娠を維持し母乳を作る用意をするために、エストロゲンの数値が徐々に高くなります。
すると髪の寿命が延び、普通なら抜けるはずの髪が頭皮に留まるようになります。

ところが、出産するとエストロゲンが多い必要がなくなるため一気に分泌量が減り、妊娠前と同じような量に戻ります。
すると、妊娠中に寿命が伸ばされていた髪が退行期や休止期に移行するため、出産後数か月して抜け始めるのです。

さらに、女性ホルモン分泌量のピークは30歳前後で、それ以降は一気に下り坂に入ります。
そのため、30歳以降に出産すると女性ホルモンの量が以前と同じには戻らないため、抜け毛が多いままだったり、髪が細くなり薄毛になったりしてしまうことがあります。

・生活環境の変化によるストレス

出産後の生活は、自分のことは後回しで赤ちゃん一辺倒になります。
それだけでも大変なのに、夫の世話もしなければならないし、義両親からの干渉も増えたりするので、大変なストレスになります。

さらに、自分の時間が取れなくなることでまるで自分がなくなったような気持ちがしてしまい、ますますストレスが募ってきます。

ストレスを感じると交感神経が活発になり、血管を硬く収縮させてしまいます。
これはストレスと闘うために筋肉が緊張し、すぐ動けるようにと血液を筋肉の回りに集めようとする作用があるからです。

すると闘いに必要でない頭皮部分には血液が送られなくなり、栄養不足から髪が抜けやすくなってしまいます。
髪の毛が抜けだすとそれが更なるストレスになり、抜け毛が多いままで減らないといったことが起こりがちなのです。

・栄養不足

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子育ては体力勝負です。
しかし実際には赤ちゃんと夫の世話で疲労困憊になってしまって食事が取れなかったり、空腹を満たすために手軽なお菓子やジャンクフードなどを食べてしまったりして、自分の健康は二の次になってしまいます。

さらに、母乳で育てている場合は食べた物の大半がお乳になって赤ちゃんに与えてしまうので、母体は非常に栄養不足になってしまうのです。

さらにストレスや睡眠不足で胃腸の働きが悪くなるので、食べてもうまく消化吸収できないこともあり、子育て中は慢性的な栄養不足に陥りやすいのです。

・子育てによる筋肉のコリ

子育て中は全身を使いますが、特に赤ちゃんを抱っこするために腰や背中、腕などに非常に負担がかかります。

その部分の筋肉が硬くなり常に腰痛や肩こりに悩むようになると、筋肉の回りにある血管も同時に硬くなっているため、血流が悪くなります。
首や肩から上には血液がなかなか行かなくなってしまい、抜け毛の原因となるのです。

・睡眠不足

ぐっすり眠れると、翌朝とてもすっきり起きられますよね。
これは、睡眠中に身体が休むレム睡眠と脳が休むノンレム睡眠が交互に訪れ、心身の疲れを取ってくれるからです。
また、ノンレム睡眠時には成長ホルモンが分泌され、頭皮細胞の修復や新陳代謝を促してくれます。

しかし、ノンレム睡眠とは熟睡時のことで、出産後しばらくは赤ちゃんの授乳やミルク作り、夜泣きなどで夜ぐっすり眠ることは不可能です。
すると成長ホルモンがあまり分泌されないため、髪を作る毛母細胞がうまく新陳代謝できなくなり、抜けてしまうのです。

さらに、ぐっすり眠れなければ疲労も抜けないため、全身の内臓機能が低下して栄養をうまく取り込めなかったり、心臓のポンプ力が落ちて血液を押し出す力が衰えてしまったりといったことが起こり、抜け毛が多い状態が続いてしまいます。

一日どれくらいなら抜けても大丈夫?平均は?

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産後の抜け毛の量は人によってかなり違います。
日本人の髪は6万~14万本といわれており、そのうち10%前後は休止期に入っているため、1日50~100本は抜けるといわれています。

妊娠期間を266日とすると、単純計算でいくと266日×50~100本として13,300~26,600本抜けるべきだったということになりますね。

さらに、出産後から実際に髪が抜け始めるまでの約3か月の間にも髪の10%は休止期に入っていきますから、90日として4,500~9,000本になり、トータルで2万~3万本は抜ける計算になります。

そこから妊娠中に抜けた本数を引いたものが、産後に抜けるということです。
ですので、1日何本くらいなら大丈夫か、平均は何本くらいか、ということは人によってかなり差があるのです。

それより、問題は抜けた髪の毛の形状です。
抜けるべき正常な髪の毛の毛根は丸く、全体的にマッチ棒のような形になっています。
ところが毛根部が丸くなかったり毛根部自体がなかったりしたら、その髪の毛は成長期途中で抜けてしまったということになります。

また、美容院でカットした髪は毛先が刃物で切られた形状が残っていますが、毛先が細くなっている抜け毛は成長途中で抜けてしまったものです。
そういった抜け毛が多い場合は、トータルの抜け毛本数が少なくても問題があります。

※一番上は正常、それ以外は異常な抜け毛

※Aは美容院でカットして短い髪、Bは異常脱毛

産後の抜け毛は本当に大丈夫なの?

ここまで読んで、これまで以上に不安になってしまったでしょうか。
しかし、産後に抜け毛が多い時期があっても、多くの女性はいずれ元に戻っています。
運が良ければ何もしなくても大丈夫ですが、そうでなくても方法はあります。
抜け毛を止めることはできなくても、抜けた後元通りにすることは不可能ではないのです。

抜け毛を気にし過ぎるのが一番よくありません

男性と比べて、女性は心身ともにストレスに強くできているといわれます。
しかし、それはストレスを溜め込んでしまいやすいということ。
男性は様々なことでストレスを発散できますが、特に育児中の女性にストレスの発散場所はなかなかありません。

ストレスを感じると血行が悪くなる、眠れなくなる、食欲がなくなる、女性ホルモンの分泌量が減るという、抜け毛の原因すべてを引き起こしてしまいます。
抜け毛を気にし過ぎるのが一番髪の毛に良くないといわれていますから、あまり気に病むのは止めましょう。

抜け毛を減らすために出来ること

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多い抜け毛に悩むだけより、積極的に行動に移すことも大切です。
効果的な方法を6つ挙げますので、できることから始めてください。

無理をし過ぎずパートナーや身内の手を借りましょう

最近はイクメン気取りの男性が多いですが、実際には痒い所に手が届くとはいいがたいものです。
しかし、育児が本能になっている女性と同じことを望むのは無理ですから、パートナーの性格に合わせてあの手この手を使いましょう。

例えば、男性は明確に依頼されないと動けないことが多いので、「たまには手伝ってよ!」ではなく、「〇〇やってもらえる?」とはっきり言いましょう。
手際が悪くても「すごく助かった、ありがとう」と言えば、悪い気はしないはず。

「ごめんね、あなただって会社で忙しいのにお願いしちゃって」「この子にはパパ大好きっ子になってほしいの」などなど、マジックフレーズはたくさんあります。
子育てにはパートナーの助けが必要だということを、相手をうまく持ち上げながら伝えるようにしましょう。

また、実家が近いのであれば、時にはお母さんの手を借りましょう。
ただし、お母さんの時代と現代では育児の考え方が全く違いますから、あまり頻繁に見てもらうと対立しやすくなりますから、ほどほどに。

ママ友が近くにいるのであればお互い赤ちゃんの預かりっこをしたり、自治体の制度をチェックして利用したりするようにしましょう。

こうすることで多少なりとも自分の時間ができてストレスが解消できますし、1~2時間でも眠れれば疲労回復することもできます。
肉体的にも精神的にもリラックスできれば、髪にも良い影響を与えるのです。

散歩やストレッチ等、適度に身体を動かしましょう

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赤ちゃんを連れての散歩は運動にはなりませんが、ストレス解消とビタミンD摂取のためにとても大切ですから、できれば毎日行ないましょう。

赤ちゃんと外出するのは1ヶ月健診の後以降が良いでしょう。
最初は10分程度から始め、問題ないようであれば2~3か月後からもっと長い時間一緒に散歩しましょう。

日光を浴びるとビタミンDが体内で合成され、免疫力を回復する作用があります。
産後は体力が失われて免疫力も落ちているので、1日10~15分で良いので散歩で日光に当たるようにしてください。

なお、最近はUVカットのし過ぎで外出してもビタミンDが合成されず、不足気味になる人が増えています。
ビタミンDは不足するとカルシウムの吸収が悪くなり、骨がもろくなるほか動脈硬化を引き起こしやすくなります。

また、子供の成長障害が起こりやすくなりますので、10分程度であればあまり紫外線を気にしないようにしましょう。
10時~14時頃は紫外線の量が多いので、その時間を避ければ大丈夫ですよ。

自宅内でできる簡単な運動にはヨガやストレッチがあります。
運動は産後増えた体重やたるんだお腹を元通りにするためにも大切ですが、それ以上に運動によって血行が良くなりますし、子宮の機能を回復させたり筋肉をつけたりすることで体力が戻り、髪の毛にも良い影響が起こるのです。

出産で歪んでしまった骨盤を元に戻しましょう

出産時には骨盤が自然に開き、赤ちゃんが産道を通って生まれてきます。
骨盤には元に戻ろうとする働きがあるのですが、筋肉の力が弱まっている上に無理な姿勢を取ったりしていると、骨盤が元に戻らないことがあります。

骨盤が開いたり歪んだりしたままだと血行が悪くなりむくみや冷えの原因となりますし、肩こりや腰痛の原因にもなります。
そんな状態が長く続くと髪の毛にも悪影響を及ぼし、産後に多い抜け毛の原因にもなってしまいます。

運動で骨盤を戻す方法もありますが、簡単なのは骨盤ベルトです。
出産後すぐ使用できるものや数週間後から使用するものなどタイプがありますので、担当医師や助産師に相談して使用するようにしましょう。

つける期間もメーカーごとに違いますが、大体1~3か月程度です。
この時期にしっかり骨盤を引き締めておかないと、後々腰痛や肩こり、髪のトラブルなどで悩むことが多くなりますので、面倒でも必ず使用しましょう。

女性ホルモンを増やす食べ物を摂りましょう

女性ホルモンを増やすことはできませんが、似た作用をする成分を食事から摂取するのは簡単です。
その代表的なものが、大豆製品です。
大豆製品に含まれるイソフラボンはエストロゲン様の働きがあるため、産後の女性ホルモン減少時に摂取することで不足分を補い、抜け毛の多い状態が続かないようにする効果が期待できるのです。

大豆にはイソフラボンのほかにも大豆タンパクやサポニン、レシチンなどの成分が入っています。
タンパク質は髪の素となりますし、サポニンは抗酸化作用があるので毛母細胞の劣化を抑えてくれます。
また、レシチンには細胞分裂を助ける働きや血中コレステロールを減少させる効果もあるので、血液をサラサラにして頭部に届きやすいようにしてくれ、毛母細胞の細胞分裂を促進してくれるのです。

さらに、乳腺炎の予防や母乳の出を良くする作用もありますので、豆乳や豆腐など手軽な形で摂取すると良いでしょう。

なお、大豆製品は味噌としょうゆに含まれるイソフラボンがとても吸収が良いので、これらも積極的に使用しましょう。

もう一つ、手軽に摂れる食材にキャベツがあります。
キャベツに含まれるボロン(ホウ素)というミネラルには、エストロゲンの分泌を促進する働きがあります。
ボロンは熱に弱いので、サラダにして食べることをお勧めします。

さらに、エストロゲンの代謝を高めてホルモンバランスを調節するのがビタミンB6で、まぐろ、レバー、かつお、鮭など肉や魚に多く含まれています。
缶詰を利用すれば、手軽に摂れますね。

薄毛が目立つ場合はヘアスタイルを変えましょう

抜け毛が多いために薄毛になってしまった場合は、とりあえずの方法としてヘアスタイルを変えるのもお勧めです。

まずは、できるだけショートカットにしましょう。
髪の毛が長いと育児に邪魔ですし、かといって髪の毛を結ぶと毛根部が常に引っ張られるため、けん引性脱毛症を引き起こしてしまうことがあります。
ショートカットにすると髪が軽くなるので立ち上がりやすくなり、薄毛が目立たなくなります。

前髪は、長めに取って髪の量を強調する方法と、逆に短く切って「少ないのではなく、短いのだ」と錯覚させる方法があります。

また、耳かけスタイルもお勧め。
片方の髪を耳にかけることで広がりを抑えると、反対側が広がって見えるという目の錯覚を利用したものです。

分け目をいつもと逆にするのも良いですね。
髪の毛の流れに逆らっているので立ち上がりやすく、ボリュームアップして見えます。

思い切ってヘアバンドやスカーフ、ターバンなどで隠してしまうのも手。
「忙しくて髪の毛が邪魔だから」とサラッとごまかせますよ。

女性用育毛剤と頭皮マッサージを習慣にしましょう

ここまで来たら徹底的に!という女性にお勧めなのが女性用育毛剤です。
産後に限らず女性の薄毛や抜け毛は女性ホルモンの影響によるところが大きいため、女性用育毛剤はその点をしっかり研究したものになっています。

ホルモンバランスが崩れることで起こる血行不良や乾燥、皮脂分泌過剰や炎症などに効果のある成分が多いので、とても効果が出やすいのです。

特に産後に多い抜け毛や薄毛にアプローチしてくれるのが「ベルタ育毛剤」「マイナチュレ」「エンジェルリリアンプラス」などで、産後の頭皮の乾燥を改善し、頭皮環境をとても良くしてくれます。

それと併せて行いたいのが頭皮マッサージです。
血行不良を起こしている頭皮は、内側からのケアだけではなかなか改善されません。
そこで頭皮を直接マッサージして血行を良くし、育毛剤の浸透を良くしてあげると効果がさらに出やすくなりますよ。

育児中は女性ホルモンの減少のほか、栄養不足や睡眠不足、ストレスなど様々な原因で、髪の毛の成長に異常が起きやすくなります。

しかしケアをしっかりすることで多くの女性が元通りの髪に戻っていますから、心配することはありません。
多い抜け毛を甘く見てはいけませんが、深刻にならず、今回挙げたことを参考に少しずつでも対処していきましょう。

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