若い女性の薄毛はなぜ起こる?~その原因を突き止めるための7つの質問とは-美髪ラボ

リカラ
ホーム > 美髪ラボ > 女性の薄毛 > 若い女性の薄毛はなぜ起こる?~その原因を突き止めるための7つの質問とは
shitsumon
若い女性の薄毛はなぜ起こる?~その原因を突き止めるための7つの質問とは
  • facebook
  • twitter
  • LINE
7つの質問から分かる若い女性の薄毛の原因とは?

最近非常に増えているのが、20代、30代女性の薄毛です。
一説では昔から薄毛に悩む女性は少なくなかったそうで、最近女性の薄毛治療専門クリニックが増えてきたために、女性の薄毛が注目されるようになったのではないか、とのこと。

また、今の若い女性は髪をファッションの重要なアイテムと捉えているので、最近ふんわり感がないとか、髪が伸びるのが遅くなっているといった、ちょっとの変化にも気づきやすいのかもしれません。

若いうちから薄毛になってしまうのは、なぜなのでしょうか。

髪の毛の寿命とヘアサイクル(毛周期)

kami

本来、女性の場合髪が生まれてから抜けるまでの寿命は4~6年前後といわれています。
1日に伸びる長さは0.3~0.5ミリといわれ、ヘアカットしなければ抜ける時には50センチから1メートル程度伸びているはずです。

そこまで伸ばしっぱなしにすることはほとんどないので気づきませんが、髪の毛は健康であれば4~6年は成長を続け、その途中で抜けることはないのです。

まだ若いのに・・・なんで薄毛になってしまうの?

抜けるはずのない髪が抜ける、しかも若いのに…一体なぜでしょうか。
日本人の場合、平均して髪の本数は10万ほどあるといわれます。
そのうちの約9割は成長期と呼ばれる期間に属し、あとの1万本は退行期と休止期に入っています。

退行期に入ると栄養をもらっていた毛根部分から段々切り離され、休止期になると少しずつ毛穴に向かって押し出されていきます。
休止期は3~4か月ともいわれますが、人によっては1年以上頭皮に留まることもあります。
計算でいくと、1日に100本程度抜けるのはごく普通のことです。

ところが、何らかの原因で成長期が短くなり、成長途中で抜けてしまうことがあります。
男性の場合、成長期に入って数か月程度で退行期に入ってしまい、短くて柔らかい毛が抜けることが多いのですが、女性はもう少し長く、しかし細い毛のことが多いとされています。

女性に多いのは瀰漫(びまん)性脱毛症と呼ばれ、頭部全体の髪が細くなり、ハリ、コシがなくなることでボリュームダウンするという特徴があります。
この場合、本来の寿命まで持たず、ある程度までは成長するものの太くなりきれないうちに抜けてしまうのです。

それ以外には、たとえ抜ける本数自体は正常でも髪が細くなるので地肌が見えてしまったり、ハリやコシがなくなって髪がぺしゃんこになったりして髪が薄くなることもあります。

瀰漫性脱毛症は現在のところはっきりした原因はわかっていません。
誘因として、ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足、紫外線、ヘアケア製品、女性ホルモンの減少や乱れ、加齢などが考えられています。

確かにこれらの多くは年齢に関係なく起こりやすいものですから、若い女性がこれらの誘因で薄毛になってもおかしくないのです。

誰でも薄毛になってしまう可能性アリ!油断禁物です!

人間は生きている以上ストレスと無縁ではいられませんし、いつも正しい食生活を送れるとは限りません。
1年中降り注ぐ紫外線を完全にシャットアウトすることは不可能ですし、パーマやカラーリングなどのおしゃれだって楽しみたいですよね。

このように、すべての女性が薄毛になる可能性がありますから、現在薄毛でなくてもしっかり予防対策を取っておく必要があるのです。

若い女性の薄毛の原因を突き止める7つの質問

shitsumon

これから述べる7つの質問は、よく女性薄毛治療専門クリニックで質問されたりチェックされたりする項目です。
質問の意味と、そこからわかる薄毛の原因はどんなことでしょうか。

頭皮は清潔で健康な状態に保てていますか?

「毎日シャンプーしていますから、清潔です」と自信があっても、頭皮や毛穴の状態をチェックすると皮脂が落ちておらず毛穴に詰まっていたり、フケがついたりしていることが多いものです。

シャンプーのTVCMでは髪の美しさばかり強調されるので、つい「シャンプーは髪を洗って髪をサラサラ、ツヤツヤにするもの」というイメージを抱き、髪ばかり丁寧に洗ってしまいがちです。
しかし、本来シャンプーは地肌を清潔にするためのもの。

髪は地肌の奥から生えるもので、地肌は土台ですから、その土台が清潔で健康な状態でなければ充分な栄養が届かなくなり、成長期が短くなってしまう可能性があるのです。

また、「清潔」=皮脂がない状態と勘違いし、強い洗浄力や脱脂力のあるシャンプーでガシガシ洗う人もいますが、皮脂は頭皮を健康に保つために不可欠なものです。
この皮脂がバリアとなって、紫外線や外的刺激から頭皮を守っているのです。

そのため、強力なシャンプーで皮脂を取り除いてしまうと頭皮が乾燥し、ちょっとした刺激で炎症を起こしたり、乾性フケが毛穴に詰まったりして薄毛の原因となることがあります。

ダイエットや偏食で栄養不足になっていませんか?

今でも、ダイエットというと生野菜中心の食生活を送る女性がいますね。
生野菜は酵素を摂れるので、健康に良いといわれてきたからでしょう。

しかし最近の研究では、生野菜の酵素は消化酵素で分解されてしまうため、意味がないという説が有力になっています。
また、酵素を意味する英語の「エンザイム」は本来「発酵」という意味だったともいわれています。

さらに、生野菜が身体を冷やすことは広く知られており、特に冷え性に悩む女性が摂取すると血行が悪くなり、頭皮に十分な栄養が送れなくなってしまいます。

また、逆に脂っこいものばかり食べていると、血中に脂肪が増えて血管が詰まりやすくなり、これも血流を悪くする原因になります。

その上、バランスが悪い食事中心にしていると、髪に必要なビタミンやミネラルが不足しがちになってしまいます。

髪は健康のバロメーターといわれており、髪がパサつくとかフケが多いという時には、すでに身体は健康状態ではなくなっています。
もし栄養不足を疑われたら、髪や頭皮の状態はかなり悪くなっていると考えましょう。

ストレスや精神的な疲労が溜まっていませんか?

sutoresu

ストレスや精神的な疲労について聞かれたら、血行が悪くて頭皮が赤くなっている、あるいは頭部がかなり冷えている、ということかもしれません。

健康な頭皮は青白く、血液の流れが悪くなって滞留していると赤っぽくなります。
これは日焼けや間違ったヘアケアなどによる炎症とは違い、熱は持っていません。
頭部の温度は体温より1~2℃低めが普通ですが、薄毛の人の頭部は30℃前後とかなり低めであることがわかっています。

頭部の血行不良の大きな原因が、ストレスや精神的な疲労です。
ストレスを感じると自律神経のうち交感神経の働きで全身が緊張しますが、この時に血管も硬く収縮しています。

血液は心臓のポンプで送り出され、動脈が伸縮することで流れるようになっていますが、動脈が硬直してしまうと頭部まで血液が届かなくなって頭部の温度が低くなったり、血液の流れが途中で止まって滞留するために赤くなったりするのです。

さらに、ストレスによって問題となるのが女性ホルモンバランスの乱れです。
女性ホルモンは髪の健康を維持する大切な物質で、女性が男性に比べて薄毛が少ないのは女性ホルモンのエストロゲンのおかげです。

しかし、交感神経と副交感神経の切り替えを調節している脳の部分と、ホルモンバランスを調整している部分は同じ視床下部というところです。
そのため、ストレスが溜まると自律神経だけでなく女性ホルモンのバランスも崩れ、エストロゲンの分泌量が減ってしまい、髪の成長に支障が出てしまうのです。

充分な運動や睡眠等、健康的な生活を送っていますか?

若くして薄毛に悩む女性ほど、運動不足だったり睡眠不足だったりするものです。
この二つも薄毛の原因を作っているのです。

運動不足は血行不良にすぐつながります。
血液を全身に送る心臓は毎分70回前後拍動していますが、この力は酸素によってもたらされるものです。
そのため、運動で酸素が十分取り入れられないと心臓の拍動機能が低下し、血液を全身に送ることができなくなってしまうのです。

また、睡眠不足というのは睡眠時間が短いことより、熟睡できないことによるものです。
熟睡するには自律神経の副交感神経によって全身がリラックスしていなければいけませんが、仕事や人間関係の悩み、スマホやゲームのし過ぎなどで脳がフル回転していると、いつまでも交感神経が活動を止めません。

そのため眠りが浅くなり、夢ばかり見たり夜中に何度も起きたりしてしまい、何時間寝ても疲労が取れなくなってしまいます。
疲労が取れなければ当然内臓の機能が低下するので、栄養を吸収できなくなったり、血液を作れなくなったりしてしまうのです。

また、以前「お肌のゴールデンタイム」と呼ばれていた時間は、実際には22時~2時頃ではなく、入眠後30分から3時間前後の熟睡中であることがわかっており、この時間帯に成長ホルモンが多く分泌されます。
成長ホルモンは肌や髪の新陳代謝を促進したり、血中脂肪を分解したりする働きがあります。

しかし熟睡できなければホルモンがあまり分泌されないため、質の悪い睡眠は髪を作る毛母細胞の働きを弱め、薄毛の原因になるのです。

喫煙や過度な飲酒等の悪習慣を続けていませんか?

kitsuen

喫煙が健康に良くないといわれるのは、血液の成分であるヘモグロビンが酸素を全身に送る働きを妨げてしまうからです。
酸素はヘモグロビンと結合することで血中に取り入れられ、全身に送られています。

しかしタバコによって発生する一酸化炭素はヘモグロビンとの結合性が酸素の200倍以上といわれ、結合してしまうと酸素が入り込むことができません。
これが原因で動脈が硬くなり、血流が悪くなってしまうのです。

また、タバコは髪の毛の成長に大切なビタミンB群、C、Eを大量に消費してしまいますし、ニコチンには交感神経を活性化させる作用があるため、血管が収縮してしまいます。
このように、タバコを吸うこと=薄毛になることなのです。

また、過剰な飲酒も薄毛の原因となります。
最も大きな原因の一つは、アルコール分解の際に亜鉛を大量に消費してしまうことです。
タンパク質を摂取すると体内で一旦アミノ酸に分解され、さらに各部位に必要なタイプのタンパク質に再合成されますが、この一連の作用に必要なのが亜鉛なのです。

いくらタンパク質を摂っても、亜鉛がなければ髪を作る毛母細胞が働くことができなくなりますし、タンパク質でできている頭皮や髪の毛にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

さらに、アルコールを大量に飲むとトイレに行く回数が増えて喉が渇きますが、これはアルコールに強い利尿作用があり、体内の水分まで排出してしまうからです。
すると血中の水分が不足してドロドロになり、血流が悪くなります。
また細胞内の水分まで失われるため、細胞組織が破壊されてしまうのです。

水分が不足するとアルコールの分解速度も遅くなりますから、もしお酒のにおいがする、と指摘されたら、頭皮の細胞が危険な状態になっているかもしれませんよ。

髪の毛に過剰な負担を掛け続けていませんか?

もしこのような質問をされたら、それは髪の毛が傷んでいて薄毛の原因になっていると言われているのかもしれません。
髪の毛の負担になることといえば紫外線とパーマ・カラーリングですが、なぜ髪の毛の傷みが薄毛につながるのでしょうか。

全身で一番紫外線を浴びるのは頭部です。
何のケアもしないで紫外線を浴びるとシミやシワになることはよく知られていますが、これは紫外線によって発生する活性酸素の被害から肌を守るために、メラニン色素が作られるからです。

しかし、頭皮は顔の3~5倍の紫外線を浴びるため活性酸素の作用が非常に強く、頭皮はもちろん、頭皮の奥にある毛母細胞の遺伝子まで傷つけてしまうのです。
すると毛母細胞が新陳代謝できなくなり、髪の成長が止まって抜けてしまう原因になります。

また、パーマやカラーリングに使用される薬剤は肌に対する刺激が非常に強く、毛穴から入り込んで毛母細胞を損傷させてしまいます。
これらの薬剤が髪をパサパサにしてしまうのはよく知られていますが、髪と同じタンパク質でできている頭皮や細胞もダメージを受けてしまうのです。

もう一つ、牽引性脱毛症といって、髪の毛を長期間引っ張っていることで起こる薄毛があります。
ずっと同じ方向に引っ張られていると、その部分に負担がかかり、抜けやすくなるのです。
これはいつも同じ位置で分け目を作っていても同じです。

ポニーテールやエクステを毎日のようにやっていたり、何年も同じヘアスタイルにしていたりすると部分的に薄くなってくることがあるので、できるだけ結ぶ位置や分け目を変えるようにしましょう。

毎日のヘアケアは正しい方法で行っていますか?

シャンプー後、きちんとタオルドライとドライヤーで乾かしていますか?
濡れたままの頭皮は雑菌が発生しやすく、毛穴に入り込んで炎症を起こし毛母細胞を傷めやすくなりますから、必ず寝る前にしっかり乾かさなくてはいけません。

雑菌が繁殖すると臭いの原因にもなりますから、この質問をされたらもしかしたら頭が臭っているのかもしれませんよ。

また、ドライヤーの熱風は一般的な市販品でも120~140℃まで上がりますが、タンパク質は100℃で変質します。
髪だけでなく頭皮も細胞もタンパク質が主成分なので、ドライヤーの温度が高ければ高いほどダメージが大きくなります。

2015年に神奈川県の消費生活課が6商品を調べたところ、すべてのドライヤーは記載されている温度より測定温度のほうが低くなっていることがわかりましたので、それほど心配する必要はないかもしれません。
しかし長時間熱風を当てていると頭皮が乾燥し、紫外線の影響を受けやすくなりますので、やはり注意が必要です。

悪いところが見つかったらすぐに改善を!

kaizen

7つの質問で、思い当たるところはありましたか?
もしあれば、少しずつでも改善するようにしましょう。
ヘアサイクルの関係で、改善し始めたからといってすぐに結果が出る訳ではありませんが、放っておくと薄毛の原因が増えてしまい、ますます治りにくくなってしまいます。

若い女性の薄毛は治りやすいですよ!!

薄毛に限りませんが、若い人ほど不調は治りやすいものです。
何といっても原因となる行為や状態を続けている年数が少ないですし、髪と頭皮の健康を維持する女性ホルモンは10歳から30歳頃までは分泌量が増えます。

また、成長ホルモンの場合ピークは思春期後半ですが、30歳前後までは思春期前半と同じくらい分泌されていますから、たとえダメージを受けても回復力が強いのです。

ただし、回復力が強いといっても、実感できるようになるには3か月~半年はかかります。
決して短い期間ではありませんが、ケアを1年延ばせば回復するまでにもっとかかってしまうかもしれません。
1日も早く改善に取り組みましょう。

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
利尻ヘアカラートリートメント