アルテア根エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アルテア根エキス

学名 ALTHAEA OFFICINALIS ROOT EXTRACT
用途・効果 保湿作用、消炎作用、肌荒れ対策
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、クリーム、ファンデーション、シャンプー

アルテア根エキスとは?

アオイ科多年草のアルテア根から抽出されるエキスです。
アルテアは、ウスベニタチアオイ (薄紅立葵)・ビロードアオイとも呼ばれる東ヨーロッパなどを原産とする植物です。
アルテアは学名ですが、この名前は治療・薬用という意味合いのあるギリシア語に由来すると言われています。
英名ではマーシュマロウと呼ばれ、マシュマロの原料になった植物としても知られています。(現在のマシュマロの多くは卵白やゼラチンなどから作られています。)
デンプンや粘液質、ペクチンなどを含むことから、健胃薬や咳止めのほか、湿布や賦形剤として用いられてきた歴史ももちます。
そんなアルテア根から抽出されるこのエキスには、アスパラギン酸、ペクチン、ショ糖、タンニンなどの豊富な成分が含まれています。
皮膚柔軟化作用、刺激緩和作用、保湿作用、消炎作用、収れん作用に優れることから、スキンケア製品やヘアケア製品に用いられる素材のひとつとなっています。

アルテア根エキスの安全性は?

古くから健胃薬などに用いられてきた歴史をもつ素材のエキスですので、毒性はなく安全性も高いと考えられます。
最近では敏感肌向けの化粧品に用いられる機会も増えてきていますので、その分刺激性も少ない成分と判断できるでしょう。

アルテア根エキスの役割は?

皮膚柔軟化作用、刺激緩和作用、保湿作用、消炎作用、収れん作用に期待がもてる素材です。
敏感肌向けの化粧品に配合される機会も多く、主に化粧水や乳液、美容液などのスキンケア製品で活躍する素材と言えるでしょう。
また、真皮層を活性化させる成分として、肌荒れ対策やアンチエイジング対策にも用いられる素材のひとつです。
皮膚コンデショニング剤として活用できることから、シャンプーや白髪染めといったヘアケア製品でも有効利用できる素材となっているでしょう。
他にも、粘膜を保護する働きがあることから、うがい薬などにも配合される機会があるなど、医療分野でも注目される素材となっています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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