アルガニアスピノサ核油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アルガニアスピノサ核油

学名 ARGANIA SPINOSA KERNEL OIL
用途・効果 抗酸化作用
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、リップグロス、マスカラ、日焼け止め

アルガニアスピノサ核油とは?

アカテツ科の植物であるアルガンの木の実から抽出される脂肪油です。化粧品などにも幅広くも用いられており、アルガニアスピノサ核油という成分名よりも、アルガンオイルと見聞きする方が馴染み深いかもしれません。
アルガン(アルガンツリー)はモロッコの南西部にしか生息しない貴重な植物で、アルガンの木の実は「人生の実」「奇跡の実」とも呼ばれ、そのオイルであるアルガンオイルは「モロッコの宝石」とも呼ばれ重宝されています。
必須脂肪酸量や抗酸化作用のあるフィトステロール(トコフェロールとポリフェノールで形成される物質)を豊富に含むことで知られ、モロッコでは古くから火傷などに塗布する治療薬としても用いられてきた歴史をもちます。
肌にたっぷりの潤いを与えることから、特に乾燥肌やシワ対策化粧品として用いられることの多い天然オイルです。

アルガニアスピノサ核油の安全性は?

オーガニック成分のひとつとしても知られており、治療薬として用いられる歴史ももつことからも、人の肌に使用して重篤なトラブルの出る心配はないと言えます。
安心して使用できる成分として、妊婦さんや赤ちゃんが使用しても問題ないどころが、その使用自体が勧められているほどです。

アルガニアスピノサ核油の役割は?

高い抗酸化作用があり、肌に刺激なく潤いを与えられる天然オイルです。
安全性も高く、妊婦さんの妊娠線予防や赤ちゃんに使用するベビーオイルとしても役立てられています。アンチエイジングや乾燥肌対策といったスキンケアラインから、リップグロスやマスカラといったメイクアップアイテムまで、実に様々な美容製品に配合されています。
また、ヘアケア製品への配合も珍しくはなく、毛髪の栄養補給や保護、柔軟化させる特徴から、スタイリング剤やトリートメント剤などにも配合されています。
白髪染めにも保湿成分として採用されており、特に傷みやパサつきといった髪のダメージ感が気になる方の場合には、嬉しい配合成分とも言えるでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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