アルギニンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アルギニン

学名 Arginine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、おしろい、チーク、口紅、マスカラ、アイライナー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

アルギニンとは?

アルギニンは非必須アミノ酸の一種で、タンパク質を構成する重要な成分です。
加齢とともに減っていく成長ホルモンの分泌を促す作用があります。
成長ホルモンは肌細胞の新陳代謝を促進したり、髪の健康を維持する働きがあるので、特に分泌が減って来る30代以降は食事や化粧品などで補うことが必要な成分です。

アルギニンは角質層のNMFという天然保湿因子を形成する成分の一つで、保湿作用があることがわかっています。
また、免疫細胞を活性化させる働きがあり、ニキビや傷などでダメージを受けた組織を修復する成分の合成を助けます。
さらに、血流を改善する働きがあるため、肌や頭皮に使用することで血行改善効果も期待できます。

アルギニンの安全性は?

元々体内にあるタンパク質の成分であり、安全性は高いです。
ただアルギニンには、ほんのわずかですがアレルギーを引き起こす危険性があります。
経口摂取でなければ問題はないとされていますが、気道に炎症を引き起こす危険性があるので、喘息がある方などは一応注意しましょう。

アルギニンの役割は?

肌の角質層を保湿する作用があり、新陳代謝を促進させるので、乾燥肌や脂性肌の皮脂コントロールに役立ちます。
またアルギン酸には天然の界面活性作用があるため、水と油を乳化させ、汚れを落としやすくするため、洗顔料やシャンプーなどによく配合されています。
さらにアルギニンはアルカリ性なので、刺激の強いアンモニアの代わりにアルカリ剤としてパーマ液に使用されることで、髪が傷みにくくなります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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