アスパラギン酸の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アスパラギン酸

学名 Aspartic acid
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、クレンジング、化粧し、乳液、美容液、クリーム、化粧下地、日焼け止め、ファンデーション、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

アスパラギン酸とは?

アスパラギン酸は非必須アミノ酸の一種で、アスパラガスから発見されたのでこの名があります。
肉類、ナッツ、パイナップル、梨、桃、サトウダイコンなどに含まれていますが、現在はフマル酸とアンモニアから酵素法で生産されることが多くなっています。
アスパラギン酸はやや水に溶けにくい性質がありますが、アスパラギン酸を水酸化ナトリウムで中和したアスパラギン酸Naは水溶性で添加が容易になるため、そちらが使用されることもあります。

保湿作用や新陳代謝促進作用があるので、乾燥肌用の化粧品やヘアコンディショニング剤に配合されています。

アスパラギン酸の安全性は?

医薬品やうま味調味料として使用されており、安全性が高い成分です。
ただ梨や桃、パイナップルにアレルギーがある場合は、タンパク質内のアスパラギン酸が原因と考えられているため、一応パッチテストを行なって様子を見てください。

アスパラギン酸の役割は?

肌の新陳代謝を促進する作用があり、さらに角質の水分が蒸発するのを防止する働きがあるので、保湿系の化粧品によく使用されています。
肌は新陳代謝作用が衰えると古い角質が残りくすみの原因となります。
加齢とともに表皮の新陳代謝の周期は遅くなり、20代では28日前後だったものが30代以降になると45日前後かかるようになります。
表皮の奥の真皮はさらに細胞の新陳代謝に時間がかかるため、一度傷ついたりシワができてしまったりすると、なくすのは困難です。
保湿作用と新陳代謝促進作用があるアスパラギン酸で肌のターンオーバーを正常にすることで、アンチエイジング効果が期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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