ベルガモット果実油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ベルガモット果実油

学名 Citrus Aurantium Bergamia (Bergamot) Fruit Oil
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、顔用日焼け止め、口紅、リップグロス、アイブロウ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、頭皮ケア、入浴剤

ベルガモット果実油とは?

イタリアのベルガモで最初に栽培されたことからついた、ミカン科の樹高3メートルほどの樹木から採れる果実のオイルです。
これまでベルガモット油と呼ばれていましたが、国際的な正式名称の変更に伴って「ベルガモット果実油」になりました。

酢酸リナリル、リモネン、リナロールなどを含んでおり、交感神経鎮静、リラックス効果と覚醒効果などがあり、爽やかな香りでリフレッシュ作用があります。
またリモネンに血行促進作用があるため、冷え性改善にも良いとされています。
主にアロマテラピーで利用されますが、アールグレイ紅茶の香りづけにも使用されています。

ベルガモット果実油の安全性は?

ベルガモットには光毒性があり、紫外線に反応して炎症を引き起こすことがあります。
フロクマリン類(ベルガプテン、ベルガモテンなど)という成分がその原因で、フロクマリンを除去した「ベルガモットFCF」でない場合、昼間の使用は避けましょう。
なおベルガモットの配合が0.4%以下であれば、光毒性を避けられるといわれています。

もう一つ、リナロールという成分はモノテルペンアルコールの一種で、欧米のアレルゲンリストに登録されている成分です。
すでにアレルギー性疾患がある場合は注意してください。

ベルガモット果実油の役割は?

抗菌作用や傷跡を修復する働きがあるので、ニキビケア製品に使用されています。
特に精神的なストレスと結びついて起こった場合に有効だとされています。
また、皮脂分泌過多で起こる脂漏性皮膚炎に作用することから、頭皮ケア製品にも配合されています。
香りづけと、血行促進や抗菌作用によって頭皮環境の改善が望めることから、ヘアカラートリートメントや育毛シャンプーにも使用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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