セラミドの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

セラミド

学名 Ceramide
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 石鹸、洗顔料、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、ピーリング、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、マスカラ、シャンプー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

セラミドとは?

セラミドは肌の表皮の角質層に存在し、細胞と細胞の間にある細胞間脂質です。
細胞はケラチンというタンパク質で、この間の隙間を埋めています。

細胞間脂質は水分を保持する働きと、外部からの刺激を真皮に届かせないようにする役割があります。
セラミドは1~7まであり、細胞間脂質の50%近くがこの成分です。
化粧品によく使用されるのはセラミド1~3で、1はバリア機能、2は保湿機能を助け、3は1と2の働きを兼ね備えています。
保湿効果が高いセラミド2と3は特によく化粧水や美容液に配合されますが、効果が高い分高価です。

セラミドの安全性は?

セラミドが使用されるようになったのは1980年代で、哺乳動物の脳、酵母発酵などによって作られていましたが、現在はとうもろこしやこんにゃくなどの植物由来のものや化学合成のものが多くなっています。
元々体内に存在する成分なので、安全性が高いと考えてよいでしょう。
ただとうもろこしはほとんど輸入品なので、遺伝子組み換えや農薬などの危険性がないとはいえません。

セラミドの役割は?

保湿をするだけでなく、紫外線やほこり、細菌、紫外線などから細胞を守っています。
セラミドは湿度や温度に関わらず変質しない高機能成分なので、これが失われると肌が乾燥したり炎症を起こしたりするため、特に乾燥肌やエイジング肌用の化粧品に多く使用されています。
また、アトピー性皮膚炎患者にはセラミドが不足していることがわかっており、セラミド入りクリームなどを使用することで改善が期待できます。
さらに、シミを防ぐ美白効果や肌のターンオーバーを促進させる働きも注目されています。
ケラチンは髪の成分でもあるので、シャンプーやトリートメントに配合することで髪にコシとしなやかさを与えます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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