白髪染め・カラートリートメントの成分解説
クエン酸
学名 | Citric Acid |
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用途・効果 | |
安全性 | A (安全性に信頼が持てる成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイシャドウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤 |
クエン酸とは?
柑橘類や梅干しに含まれる酸味の元がクエン酸です。
クエン(枸櫞)というミカンの一種の名前から取られた名称で、通常デンプンや糖を発酵
して製造されます。
酸性で、人間の体内にも存在する有機酸です。
食物を摂取してからエネルギーになるまでのシステムをクエン酸回路といいます。
クエン酸は体内で炭水化物、タンパク質、脂質が分解される際にエネルギーが生み出されるまでの仕組みの中で、大切な役割を果たしています。
また疲労物質の乳酸の生成抑制、ミネラル吸収促進、胃液分泌作用による食欲増進などの働きをします。
そのほか、抗酸化作用で血液の酸化を防ぎサラサラにしたり、細胞の酸化を抑制したりといった作用もあります。
クエン酸の安全性は?
クエン酸は自然の植物から採られるもので、体内にも存在していますから、安全性は高いです。
ただし濃度によっては皮膚の刺激になりますので、配合量に注意しましょう。
クエン酸の役割は?
皮膚に使うと、古い角質を除去してざらつきのない滑らかな肌にしてくれます。
肌は弱酸性で、アルカリ性の石鹸などでは角質に張り付いた古い細胞をきれいに取り去ることができません。
そこで酸性のクエン酸をつけることで剥がれやすくなり、無理なく古い角質を取り去ることができるのです。
また、キレート剤の役割も果たします。
キレートとは水分に含まれるミネラルを封鎖することで、洗浄力がアップしたり化粧水の透明感が増したりします。
さらに、変質や劣化を防ぐためのpH調整剤として使用されることもあります。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。