プチグレン油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

プチグレン油

学名 Citrus aurantium
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

プチグレン油とは?

ビターオレンジの葉と若い小枝から採れる油で、果実から採れるものをオレンジ油、花から採れるものをネロリ油と呼びます。
プチグレン油はそのほかレモンやマンダリンからも採れ、水蒸気で蒸留して抽出されます。
また、スイートオレンジから採れたものもプチグレン油と呼ばれる場合があります。

成分はリナロール、リナリルアセテート、ゲラニオール、リモネン、ミルセンなどで、鎮静作用やリラックス効果、安眠作用など、交感神経を抑制し副交感神経を活発にする働きがあります。
また、筋肉のけいれんを緩和させる働きがあり、特に精神的なことが原因の場合に有効だとされています。

プチグレン油の安全性は?

専門家の間でも意見が分かれており、安全性に関しては高いとは言い切れません。
ビターオレンジの果皮には光に当たると皮膚に障害を起こさせる「フロクマリン」が含まれているため、危険であるとされています。
プチグレン油は正しく抽出されたものであれば果皮は含まれないので問題はないのですが、中には果皮から採られた油を販売しているメーカーもあるという報告があります。
エッセンシャルオイルで購入する場合は信頼できるメーカーの商品を購入すれば良いのですが、化粧品に含まれている場合は注意が必要です。

プチグレン油の役割は?

皮膚の健康を保ち、皮脂の過剰分泌を抑える作用があるとされており、ニキビケアや脂性肌に有効だとされています。
ウッディかつフローラルな香りから、香料として添加されることもあります。

抗菌・抗真菌効果があるといわれており、ニキビや頭皮に炎症を起こす真菌のマラセチア菌を除去する働きも期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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