ココヤシ果実エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ココヤシ果実エキス

学名 COCOS NUCIFERA (COCONUT) EXTRACT
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、化粧水、ボディケア、化粧下地、パウダー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント

ココヤシ果実エキスとは?

ココヤシとはココナッツの実をつける、ヤシ科の高木です。
1億年前に発生したとされポリネシア地域が原産と考えられますが、現在は世界中の熱帯地域に植生しており、種類も2600種ほどと多彩です。
高さ30メートルにもなり、実のココナッツは熟すと約30センチにまで成長します。
ココヤシ果実エキスは、そのココナッツから採れるエキスで、これまで「ココヤシエキス」と呼ばれていました。

ココナッツは飽和脂肪酸をはじめ、葉酸、マグネシウム、鉄、カリウムなどが豊富に含まれています。
ココナッツの飽和脂肪酸は中鎖脂肪酸なので吸収・消化が早く、エネルギー源になるとともに体内に蓄積されにくいため、ダイエットに最適なオイルです。
またラウリン酸が豊富で、免疫力強化、抗菌、抗炎症作用などがあります。
さらに腸内の善玉菌を増やす働きがあり、体調の改善にも役立ちます。

ココヤシ果実エキスの安全性は?

ココナッツの安全性は、古くから食用にされてきたことからも問題ありません。
しかしココナッツはアレルゲンの一つとされており、ナッツアレルギーがある人が発症しやすいといわれています。
特にエキスやココナッツオイルは成分が凝縮されているため発症しやすいといわれているので、ナッツアレルギーがある場合はパッチテストを行なうようにしましょう。

ココヤシ果実エキスの役割は?

肌や髪に柔軟性を与えるため、ボディケアやヘアケア製品に配合されています。
また、エキスに含まれるココナッツオイルにはビタミンEが豊富なので、肌の乾燥を防ぎしっとりした肌が期待できます。
また抗酸化作用があるので、肌の若返りの目的でエイジングケアにも役立ちます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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