白髪染め・カラートリートメントの成分解説
クレアチン
学名 | Creatine |
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用途・効果 | |
安全性 | A (安全性に信頼が持てる成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ボディケア、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアケア |
クレアチンとは?
クレアチンはアミノ酸に似た化合物で、アルギニン、グリシン、メチオニンから合成されているもので、体内の主に筋肉中にクレアチンリン酸の形で存在しています。
人間は運動時にアデノシン三リン酸(ATP)という物質を加水分解してエネルギーを作り出します。
筋収縮のために使用するエネルギーを貯蔵する働きがあり、この成分が多いほど強度の高い運動をすることができると考えられています。
このATPはクレアチンが多いほど生み出されやすくなるため、効率的に摂取することで運動能力がアップすると考えられています。
肉、魚、大豆などタンパク質に含まれています。
肌に対しては、細胞活性作用があるとされ、美肌づくりに一役買ってくれるといわれています。
クレアチンの安全性は?
クレアチンはアミノ酸の結合体であり体内にも存在しているものですから、安全性は高いと考えてよいでしょう。
一時、クレアチンの長期摂取によって胃や腎臓、肝臓に悪影響があるといわれたことがありましたが、これはクレアチンが代謝された際にできるクレアチニンという老廃物に問題があると考えられてのことでした。
しかしこれはアスリートが規定量を大幅に超えた量を長期間摂取した場合に起こりうるというだけで、肌への問題は全く報告されていません。
クレアチンの役割は?
経口摂取することが肌への好影響を期待できる最もよい方法ですが、肌への塗布によっても細胞を活性化させ、若々しい肌を保持する効果が期待されています。
また保湿効果があるので、肌をみずみずしく保つとされています。
さらに髪に塗布すると内部に浸透し、ハリやコシを与えると考えられ、特にダメージヘアへの修復効果を目的に配合されています。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。