シスチンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

シスチン

学名 Cystine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、美容液、保湿クリーム、パック、顔用日焼け止め、ファンデーション、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、スカルプケア

シスチンとは?

シスチンは含硫アミノ酸の一種であるシステインが2分子結合したもので、皮膚や髪の毛に多く含まれている成分です。
システインは必須アミノ酸ですが、シスチンはアミノ酸のメチオニンから合成することができ、また体内でシステイン相互変換できるため、非必須アミノ酸、あるいはアミノ酸ではないと考えられています。

よく「L-シスチン」と書かれていますが、L型は「天然」であるという意味で、D型は合成によってできたシスチンのことです。
タンパク質の基となるのはL-シスチンのほうで、化粧品に使用されているのはこちらです。

ブドウ糖の代謝促進、コレステロール値降下などの作用があります。
また成分に含まれる硫黄の働きで有害物質を取り込み、解毒して排出する作用があるため、抗酸化作用と合わせて健康を守り、老化を防止する効果もあるとされています。

シスチンの安全性は?

体内に存在するものであり、安全性は高いです。
しかし原料は動物の羽毛を使用するものが多く、非常にまれですがアレルギー反応を起こす場合があります。
動物性アレルギーがある場合は一応使用の際は注意しましょう。

シスチンの役割は?

シスチンは髪を構成するタンパク質ケラチンに多く含まれている成分です。
含有する硫黄はケラチンの成分となるので、髪の生育やコシを期待されシャンプーやトリートメント、スカルプケアなどに多く使用されています。
また、メラニン色素生成を促す酵素チロシナーゼを阻害する働きがあるとされ、日焼け止めやファンデーションにも配合されています。
さらに抗酸化作用もあるので、肌や髪を若々しく保つ作用が望めます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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