白髪染め・カラートリートメントの成分解説
デシルグルコシド
学名 | Decyl Glucoside |
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用途・効果 | |
安全性 | D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント |
デシルグルコシドとは?
別名を「アルキル(8~16)グルコシド」といい、トウモロコシから出来るコーンスターチ由来のグルコースと、ココナッツから合成される脂肪族アルコールのデカノールによって生成される、非イオン(ノニオン)界面活性剤です。
非イオンなので他の界面活性剤の働きを損ねないため、陰イオン(アニオン)界面活性剤の補助として配合されることが多く、洗浄剤の中によく含まれています。
グルコシド系の界面活性剤は、皮脂や汚れを落とす作用は強く、水分は取り過ぎないという特徴を持っています。
そのため、肌のうるおいを損ねることなく全身を洗うことができます。
ただし他の界面活性剤と比較すると高価なのでメインで配合されることは少なく、配合量によっては肌が乾燥したりメイクが落ちなかったりしますので、注意が必要です。
デシルグルコシドの安全性は?
赤ちゃんや幼児向けのシャンプーにも配合されている成分なので、界面活性剤の中では最も安全性の高い成分の一つといえます。
ただし、この成分が多ければメイクが落ちにくくなるため強くこすってしまい、皮膚や頭皮を傷つけ、浸透しやすくなりますし、併用されている界面活性剤によって肌荒れする危険性もあります。
この成分より、他の界面活性剤の強さをチェックすることが大切です。
デシルグルコシドの役割は?
穏やかな洗浄力と安定して粘りのある泡立ちで、洗顔料やシャンプーに多く配合されています。
また乳化性や成分の分散性もあるので、乳液やクリームなどに使用することで成分を均一にし、作用を安定させることができます。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。