ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ジラウロイルグルタミン酸リシンNa

学名 SODIUM DILAURAMIDOGLUTAMIDE LYSINE
用途・効果 界面活性剤
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、クリーム、シャンプー、コンディショナー

ジラウロイルグルタミン酸リシンNaとは?

ペリセアもと呼ばれる、旭化成ケミカルズ株式会社開発の新成分です。
旨味調味料等にも使われる非必須アミノ酸のグルタミン酸と、体内で合成することが出来ない必須アミノ酸のリジンからつくられた、世界初の特殊な素材になります。
分子量が小さく、浸透性もスピーディーかつ高いことから、シャンプーなどの洗い流しによる再流出もし辛いヘアケア製品新成分として注目されるようになっています。
また、スキンケア製品においてもバリア機能が高いことから、肌荒れの改善などに効果的な成分として取り扱われています。

ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの安全性は?

天然系の界面活性剤で、安全性は高いことから注目を集める新成分です。生分解性が高いことから、髪や肌だけでなく環境にもやさしい成分となっています。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaという名称から刺激的なイメージを持たれがちですが、製品の安全性に重点を置きたい方でも安心して使える成分と言えるでしょう。

ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの役割は?

髪が受けたダメージを修復し、ハリコシある健康的な状態へと戻す効果のある画期的な新素材です。
これまでの同様の素材と比較しても、髪内部への浸透力も1分程度とスピーディーかつ残存率が高いことから、ヘアケア成分としては非常に注目すべき存在です。
また、タンパク質の構成に必要なアミノ酸を補うことで髪の細胞間脂質構造が再生すれば、髪の保湿力がアップすることにも期待がもてます。
こうした効果からヘアカラーやトリートメントといったヘアケア製品の素材に採用され、ヘアサロン業界からも高い注目を集めている成分となっています。
白髪染めにおいても、トリートメント効果を発揮させたい商品に採用されているケースがあるでしょう。
また、与えた水分を外に逃がさないという効果は、スキンケア業界からも高い評価を受け、セラミドよりもバリア機能に優れた成分として取り扱われるようになっています。低刺激の植物性原料で安全性も高く、臭いも少ないことから、手作り化粧水などの成分としても人気を集めている素材のひとつです。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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