リン酸2Naの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

リン酸2Na

学名 Disodium Phosphate
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジングオイル、化粧水、乳液、美容液、パック、化粧下地、日焼け止め、ファンデーション、おしろい、口紅、シャンプー、ヘアコンディショナー、トリートメント、ヘアスタイリング剤

リン酸2Naとは?

リン酸とナトリウム塩類との中和反応によってできる成分で、「リン酸水素二ナトリウム」「オルトリン酸塩」とも呼ばれます。
リン酸1:ナトリウム2の割合で結合したもので、無水物です。
食品にはpH調整剤や固化防止剤として使用され、調理時間短縮のための増粘安定剤として配合されています。
また抗酸化作用があるため、腐食防止剤としての働きもあります。

肌への作用としては、コラーゲンの合成を助け水分保持機能を高める働きがあるので、乾燥肌やエイジング肌、ダメージヘアに使用すると保湿効果が望めます。

リン酸2Naの安全性は?

食品には結着剤としてハムや練り製品によく使用されており、摂り過ぎはカルシウム不足を招くとされていますが、肌や髪への塗布には問題ありません。
現在のところ毒性のデータはなく、安全性が高いといえるでしょう。

リン酸2Naの役割は?

保湿作用が高いので、乾燥肌や敏感肌のケアで肌荒れを防止し、しっとりした滑らかな肌に導いてくれます。
皮膚に浸透し細胞の働きを促進するので、化粧下地や日焼け止めに使用することでしわやシミなどを予防し、アンチエイジング効果が期待できます。
またパーマやカラーリングで傷んだ髪の紫外線防止や、ぱさつきを抑えてまとまりやすくするヘアケア製品にも使用されています。

さらに、抗酸化作用と細胞の働きを活性化する作用によって肌のターンオーバーサイクルを正常にし、ハリやツヤ、美白効果も期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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