エタノールの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

エタノール

学名 ALCOHOL
用途・効果 防腐効果、殺菌効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアスタイリング、入浴剤

エタノールとは?

エチルアルコール、酒精とも呼ばれる第一級アルコールです。
グルコースやショ糖を分解してできるアルコール発酵法や、化石燃料由来の有機合成法によって製造されます。
飲用や医薬品用の多くはサトウキビなどからアルコール発酵法で作られますが、工業用の多くはエチレンから有機合成法で作られたものか、エタノールにメタノールやイソプロパノールを配合した変性アルコールです。
化粧品に使用されるエタノールも変性アルコールであることがほとんどですが、メタノールは使用せず、イソプロパノールを配合しているものが多いです。
これら変性アルコールも「エタノール」として表示することが可能です。

エタノールの安全性は?

エタノールはつまりアルコールのことで、天然由来であれ化石由来であれ、肌に刺激を与えることに変わりありません。
有機溶剤の一種なので皮脂や水分を取り去ってしまう作用があり、乾燥や炎症を引き起こす危険性があります。
また、使用されているエタノールが「変性アルコール」でイソプロパノールが添加されている場合、エタノール以上に皮膚を乾燥させます。
化粧品に配合されている程度の濃度であればそれほど心配する必要はありませんが、乾燥肌や敏感肌の場合は使用を控えたほうが安心です。

エタノールの役割は?

一番の役割は抗菌、防腐で、少量で製品の劣化を防ぐことができます。
またふき取り化粧水などに配合され、皮脂やメイク、汚れを取り除きやすくします。
蒸発する時に熱が奪われるので、特に男性用化粧品やシャンプーなどに配合されて爽快感を演出し、引き締め効果も狙います。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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