ユーカリシトリオドラ油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ユーカリシトリオドラ油

学名 EUCALYPTUS CITRIODORA OIL
用途・効果 鎮静効果、抗菌作用
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、ボディケア、顔用・ボディ用日焼け止め、頭皮ケア

ユーカリシトリオドラ油とは?

ユーカリはフトモモ科ユーカリ属の総称で、通常ユーカリ油(精油)といわれるのは「Eucalyptus Globulus」という品種です。
このユーカリシトリオドラ(Eucalyptus Citriodora)は葉をもむとレモンのような香りがすることからレモンユーカリとも呼ばれ、別品種です。
ユーカリには約700種類ありますが、精油を取るのはどれも葉からで、水蒸気蒸留法で抽出されます。

ユーカリシトリオドラはオーストラリア原産で、中国やブラジル、インドなどで栽培されています。
他のユーカリと成分が違い、シトロネラールが約80%と最も多く含まれています。
防虫効果が高く、そのほか抗菌、抗真菌、抗炎症、抗ウイルス作用などがあります。
またユーカリ油が交感神経を活発化させるのに対し、シトリオドラは副交感神経により働きかけ、ストレスを解消して心身をリラックスさせることでやる気を出させるという特徴があります。

ユーカリシトリオドラ油の安全性は?

ユーカリは、自分の回りの樹木の生育を阻害するために、根から化学物質を分泌するといわれています。
そのためユーカリはどの種類も刺激性があり、濃度によっては炎症を引き起こすことがあります。
また、その刺激の強さから妊娠中の摂取は避けたほうが良いでしょう。

ユーカリシトリオドラ油の役割は?

細菌の増殖を防ぎ、新しい皮膚組織の形成を助けるといわれていますので、ニキビケアに使用できます。
また、抗真菌作用があるので脂漏性皮膚炎によるマラセチア菌の増殖を抑える働きが期待され、頭皮ケア製品にも配合されています。
また、筋肉痛や肩こり、関節炎を和らげる作用があるので、ボディケア製品にも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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