ガゴメエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ガゴメエキス

学名 ACACIA CONCINNA FRUIT EXTRACT
用途・効果 保湿効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 アンチエイジング化粧品、スキンケア化粧品、シャンプー、コンディショナーなどのヘアケア化粧品

ガゴメエキスとは?

ガゴメ昆布と呼ばれる褐藻類トロロコンブ属の食用海藻からとれるエキスです。
ガゴメ昆布は主に函館東海岸に生育している珍しい昆布の一種で、表面にある独特の凹凸模様が籠目模様に似ていることから、その名称が付けられたと言われています。
生息地域が限定されており、北海道産昆布の中でも数パーセント程度の割合しか生産されないため、大変貴重な昆布として取り扱われています。
当然ながら一般的な昆布同様食品としても取り扱われる素材ですが、カゴメ昆布の洗浄や加工に携わる人たちの手肌の荒れが治ったことを切っ掛けに、保湿力が高い成分として食品以外の製品にも用いられるようになりました。
また、一般的な昆布と比較しても粘りや滑りが強いことからフコダインを豊富に含む天然素材として、化粧品やヘアケア製品など様々な商品に使用されるようになっています。

ガゴメエキスの安全性は?

天然昆布から得られるエキスですので、安全性に問題はないと言えます。
原液をそのままの状態でスキンケアに用いる人も存在するほどですので、肌に刺激的な成分といった心配もないでしょう。

ガゴメエキスの役割は?

保湿効果が高いことから、化粧水や乳液、美容液など様々なスキンケア製品の保湿成分として採用されている素材です。
また、肌にハリや潤いを与えるだけでなく、細胞の再生を促す効果も認められていることから、高いエイジングケア能力を発揮する素材として、シミやシワ対策のためのアンチエイジング化粧品の成分としても注目を集める存在となっています。
原液のまま使用することも可能で、手持ちの化粧水などに混ぜて使うことでもその効果を実感することができます。
この素材特有の保湿力の高さやエイジング能力はヘアケア製品にも活かせることから、シャンプーやコンディショナー、白髪染めといった商品の成分としても見掛ける機会が増えてきています。ハリやコシのなさに悩む髪に、生き生きとした力を与えてくれる成分のひとつと言えるでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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