イチョウ葉エキスの成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > イチョウ葉エキス

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

イチョウ葉エキス

学名 Ginkgo Biloba Leaf Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、ボディケア、化粧下地、日焼け止め、ファンデーション、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

イチョウ葉エキスとは?

欧米では非常に薬効がある植物として広く知られています。
最初に発見されたのは血流改善効果で、ドイツでは医薬品として認められているほどです。

30種類以上のフラボノイドを含んでおり、皮膚の保湿成分であるコラーゲンやエラスチンを酸化から守ります。
また、イチョウ葉だけが含有しているギンコライドには非常に高い抗酸化作用があります。
さらに、ケンフェロールやクエルセチンといったポリフェノールが含まれており、これが肌を紫外線ダメージから守る働きを促進することが発見されています。

イチョウ葉エキスの安全性は?

ヨーロッパでは長く使用されている成分であり、一般的には問題ありません。
しかし、イチョウ葉は日本では健康食品の扱いなので規格がなく、成分の詳しい調査もされていません。
イチョウ葉にはギンコール酸というアレルギー物質が含まれており、この物質を除去しないままの製品を摂取してアレルギーを発症した例も数件あるようです。
日本ではイチョウ葉エキスの研究が遅れているため、アレルギーがある人はパッチテストで安全性を確認したほうが良いでしょう。

イチョウ葉エキスの役割は?

保水・保湿効果があり、肌を柔軟に保つため化粧水や乳液など、基礎化粧品に配合されています。
また、高い抗酸化作用でシミやそばかすを防ぐ働きがあることが報告されており、化粧下地や日焼け止め製品にも使用されます。

さらにコラーゲンやエラスチンを多く含む血管組織を強化する働きがあるとされ、頭皮の毛細血管に働きかけることを期待して育毛剤にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認