ヒスチジンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ヒスチジン

学名 Histidine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

ヒスチジンとは?

ヒスチジンはアミノ酸の一種で、子供は体内で合成できず、大人は合成できるという特殊な性質があります。
ヒスチジン不足は皮膚疾患や神経機能に異常が出ることがわかり、現在は必須アミノ酸の一つに数えられています。
酵素によってヒスタミンに変化し、アレルギーの原因となることもありますが、血圧降下や血管拡張作用があります。
また、食欲抑制作用があることから、ダイエットに利用するとよいとされています。

化粧品では、脱脂大豆を加水分解したものから作られる「ヒスチジンHCI」の形で配合されます。
天然保湿因子NMFの成分で、保湿作用や新陳代謝を促進する働きもあるとされています。

ヒスチジンの安全性は?

食事などから体内に入れる場合の安全性は高いとされていますが、サプリメントでの過剰摂取は副作用の可能性が示唆されています。
また、化粧品に使用されるものは脱脂大豆から作られるため、アレルギーの原因になる場合もあります。
特に大豆アレルギーの人は発赤や発疹、かゆみなどが起こらないか、一応注意しましょう。

ヒスチジンの役割は?

天然保湿因子NMFの成分ですから保湿作用があり、乾燥肌に使用すると弾力のある柔らかい肌を作る助けとなることから、水分や皮脂を取り過ぎない洗顔料やクレンジング、基礎化粧品などによく使われます。
また、髪の毛のダメージを抑えまとまりよくすることから、シャンプーやトリートメントにも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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