加水分解ヒアルロン酸の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

加水分解ヒアルロン酸

学名 Hydrolyzed Hyaluronic Acid
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、リップグロス、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

加水分解ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸の分子を小さくするために水と反応させ、加工したものです。
ヒアルロン酸は表皮や真皮、目の硝子体などに多く含まれるムコ多糖体で、非常に高い保水力があります。
1gで実質80ml、理論上は6Lもの水分を保つことができるとされ、皮膚のうるおいに非常に大切な成分ですが、20歳以降減り始めてしまうため、食事やサプリメント、化粧品などで補うことが必要です。

ヒアルロン酸はそのままでは分子が大きいため、加水分解することで浸透力が高まります。
なお、ヒアルロン酸Na(ナトリウム)は分子は大きいままで水に溶けやすくしたもので、肌表面に留まって皮膜を作り、水分補給と保持の役割をします。
加水分解ヒアルロン酸の分子量はヒアルロン酸Naの100分の1以下なので、より浸透力が高いのです。

加水分解ヒアルロン酸の安全性は?

ヒアルロン酸は体内に元々ある物質ですし、医薬品としての使用も認められており、安全性の高い成分です。

なお、アンチエイジングのためにヒアルロン酸を注射するという施術がありますが、まれにアレルギーを引き起こす例がありますので注意してください。

加水分解ヒアルロン酸の役割は?

加水分解されることで浸透しやすくなるため、シワやたるみのない、弾力性のある肌を維持する助けとなります。
真皮まで届くことは難しいですが、ヒアルロン酸Naより奥まで浸透するのでより高い効果が期待できます。
また髪へもよく浸透し、分子が小さい分べとつきがないためシャンプーやトリートメント剤にも使用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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