加水分解ダイズタンパクの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

加水分解ダイズタンパク

学名 Hydrolyzed Soy Protein
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアスタイリング、ヘアカラー、ブリーチ、ヘアマニキュア、一時染毛料、入浴剤

加水分解ダイズタンパクとは?

脱脂した大豆を酵素で加水分解したポリペプチド、または液体です。
ペプチドはアミノ酸が結合したもののことで、ポリペプチドは20以上のアミノ酸が結合しています(ちなみに、一般に50以上アミノ酸が結合したものはタンパク質と呼ばれます)。
コラーゲンが動物性由来が多いのに対し、こちらは植物性なので大量に安価で生産することができ、植物性コラーゲンとして使用されています。

動物性、植物性タンパク質分解物は保湿作用があり、さらに分子が小さくなっているので吸収されやすく、スキンケアやヘアケアによく使用されます。
また、加水分解することで本来のアレルゲン物質が分解されるので、アレルギーを誘発しにくいという利点もあります。

加水分解ダイズタンパクの安全性は?

完全に加水分解されたものであれば問題はほとんどありませんが、大豆タンパクが残っている場合、大豆アレルギーの反応が出てしまうことがあります。
少量でも危険な場合がありますので、すでに大豆アレルギーの人は必ずパッチテストを行なうようにしましょう。

加水分解ダイズタンパクの役割は?

保水力が強いので、保湿剤として基礎化粧品に配合されています。
また乾燥肌や敏感肌の肌荒れ防止、日焼けした肌の保湿や保護にも使われています。
シャンプーに配合して穏やかに洗い上げたり、髪をしっとり落ち着かせる効果も期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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