カギイバラノリエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

カギイバラノリエキス

学名 Hypnea Musciformis Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 化粧水、パック、ボディ用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアスタイリング剤

カギイバラノリエキスとは?

紅藻類のカギイバラノリ(鉤茨海苔)のエキスで、先端がカギ状になっており、イバラの棘のように見えるところからついた名称です。
円柱状に生え、枝が不規則に分かれて他の海藻に絡みついて生育します。
八丈島の郷土料理「ブド」に欠かせない食材です。
煮ると少しずつ溶け、出来上がった液体には粘りがあります。

八丈島以外で常食にする地域はなく、ほとんど研究も進んでいませんが、最近カギイバラノリ由来の成分が肝細胞癌をはじめとする各種ガンや白血病、肺気腫などの早期診断や治療効果の判定に役立つとして研究されています。

また、フランスのブレア諸島は海藻の宝庫で、カギイバラノリには髪のダメージを修復する効果があるとして、バイオテックマリン社による研究やエキス販売が行なわれています。

カギイバラノリエキスの安全性は?

古くから食用にされており、安全性は高いと考えられます。

カギイバラノリエキスの役割は?

フランスでは「少女の髪」と呼ばれており、カギイバラノリの主成分硫酸ガラクタンには髪の表面に膜を作り、髪のダメージを保護する働きがあります。
傷んだキューティクルを平滑にし、柔軟性を与えるとともにつややかな髪にする作用が確認されており、シャンプーやトリートメント、ヘアスタイリング剤などに使用されます。
また、水分を保持する作用があることから、カギイバラノリエキスを配合している化粧水もあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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