イソステアロイル加水分解コラーゲンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

イソステアロイル加水分解コラーゲン

学名 Isostearoyl Hydrolyzed Collagen
用途・効果
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

イソステアロイル加水分解コラーゲンとは?

コラーゲンを加水分解したものにイソステアリン酸を合わせ、水分やアルコール分などを分離したものがイソステアロイル加水分解コラーゲンです。
コラーゲンは天然成分ですが、イソステアロイル加水分解コラーゲンはタンパク質を原料とした合成界面活性剤の一種です。

イソステアリン酸は炭化水素から合成された液状油で、飽和脂肪酸の一種です。
オレイン酸やステアリン酸と同様、乳化剤として使用されています。
オレイン酸より酸化しにくく、ステアリン酸が固形状油なので、双方を使用することで固さを調節し、手触りのよい製品にすることができます。

加水分解コラーゲンは肌への浸透性を高めるため、コラーゲンを加水分解して分子を小さくしたものです。

イソステアロイル加水分解コラーゲンは親水性と疎水性両方の性質があるので、皮膚へのなじみが良く、有効成分を浸透させる働きもあるとされています。

イソステアロイル加水分解コラーゲンの安全性は?

コラーゲンはタンパク質なので、充分に加水分解されていないものはアレルギーを引き起こす原因となります。
また合成界面活性剤の一種なので、皮膚への影響を考えると使用はできるだけ控えたほうがよいでしょう。

イソステアロイル加水分解コラーゲンの役割は?

保湿性があるので皮膚のうるおいを保ち、柔軟性を持たせる作用もあるので、基礎化粧品のほか化粧下地やファンデーションにも使用されています。
頭皮環境の改善を目的に、シャンプーやトリートメント剤にも配合されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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