白髪染め・カラートリートメントの成分解説
ホホバ種子油
学名 | Simmondsia Chinensis (Jojoba) Seed Oil |
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用途・効果 | |
安全性 | A (安全性に信頼が持てる成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、クレンジング、美容液、化粧下地、日焼け止め、マッサージオイル、ボディケア、ファンデーション、アイシャドウ、口紅、シャンプー、コンディショナー、トリートメント |
ホホバ種子油とは?
ホホバ種子油は、ホホバオイルと呼ばれているものと同じです。
完熟した実の中の種子から抽出したもので、「油(オイル)」と名付けられていますが実際は液体ワックスで、不飽和脂肪酸を多く含むため酸化しにくいという特徴があります。
元々はアメリカのインディアンが肌や髪に使用していたもので、現在はアメリカ、オーストラリア、イスラエス、南アメリカ地域などで栽培されています。
オイルを抽出する方法は高圧圧搾と低温圧搾があり、精製された高圧圧搾のオイルは無色透明、無精製の低温圧搾オイルは黄金色をしています。
精製オイルのほうが安定性が高いのですが、その分有効成分は少なくなっています。
無精製はビタミン、ミネラルが豊富で高い保湿作用がありますが、高価なことと不純物が入りやすいというデメリットもあります。
ホホバ種子油の安全性は?
1600年代にはすでにアメリカインディアンが肌や髪に使用しており、安全性は非常に高いといえます。
自然のものなのでホホバ自体に良し悪しがあり、場合によっては無精製のものより精製されたもののほうがグレードが高いこともあるため、単品で購入する時は信頼できるメーカーから購入しましょう。
またアトピー肌に使用すると、まれにかゆみや発疹が出ることが確認されています。
ホホバ種子油の役割は?
ホホバオイルは実際には油ではないものの、分子構造が小さく汚れやメイクを落とす効果に優れています。
また、水分と相性が良いので化粧水を使用したあとの乳液・クリーム代わりに使用すると、すぐになじみ浸透し、さらっとしていながら肌のバリアとなってくれます。
また、皮脂や汚れを吸着するのでヘアケア製品にもよく使用され、抜け毛や白髪を予防しツヤのある髪に導いてくれます。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。