加水分解コンキオリンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

加水分解コンキオリン

学名 HYDROLYZED CONCHIOLIN PROTEIN
用途・効果 保湿、抗酸化作用
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、一時染毛料、頭皮ケア、入浴剤

加水分解コンキオリンとは?

コンキリオンとはあわびやアコヤ貝などに含まれる成分で、硬タンパク質です。
アコヤ貝は「真珠母貝」と書き真珠が取れる貝なので、真珠タンパク質抽出液と表示されることもあります。

加水分解コンキリオンは、アコヤ貝の貝殻を砕いてから酸でカルシウムを除去し、さらに酸や酵素などで加水分解して作ります。
コンキリオンはコラーゲンの生成を促進するといわれる成分で、細胞活性効果があると考えられています。

なお、この成分は界面活性剤にカテゴライズされることがありますが、界面活性剤とは水と油を混じり合わせ、乳化する作用があるもののことです。
加水分解コンキリオンはコンキリオンの分子を小さくしたもので、その作用はありません。

加水分解コンキオリンの安全性は?

20年近く前から化粧品に配合されており、特に副作用やアレルギーの報告はありません。
しかし真珠で有名なMIKIMOTOから販売されているコンキリオン入りの化粧品使用者に対し、「アレルギーテストを実施しているが、すべての人にアレルギーが起こらないということではない」と回答していますので、心配な場合はパッチテストを行なうようにしましょう。

加水分解コンキオリンの役割は?

コンキリオンは肌の天然保湿因子と構造が似ていることから、水分保持や皮膚細胞の活性化を助けるといわれており、アンチエイジングが期待できます。
髪にもなじみやすく、自然なツヤとうるおいを与えることから、シャンプーやトリートメントにも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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