ローレル油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ローレル油

学名 Laurus Nobilis Oil
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、クレンジング、化粧水、美容液、パック、マッサージ料、ボディケア、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント

ローレル油とは?

ローレルとはクスノキ科の月桂樹のことで、ローレル油はその葉から採れる精油です。
地中海沿岸が原産で、水蒸気蒸留法で作られます。
ちなみに、石鹸の原料として使用されるローレル油は実から採れ、自生している樹木の実を拾って水と共に煮て、浮いてきた油をすくうという手作業で作られています。

古代エジプトやローマの時代から英知の象徴として使用されてきたローレルの葉には、1,8-シネオールや酢酸テルピニル、サビネン、ピネンなどが含まれ、抗菌・抗ウイルス・消化促進・免疫力強化・精神安定などの作用があります。
特に消化器系の不調を調整し、内臓の働きを正常にすることが知られているほか、リウマチなどの痛みを緩和するとされています。
また煮込み料理などに入れるローリエ(ベイリーフ)はローレルのことで、臭い消しや香りづけのためにも使われます。

ローレル油の安全性は?

皮膚と粘膜に刺激があるため、使用量には注意が必要です。
また、ローレルでアレルギーを発症したという例も少ないながらあります。
アレッポの石鹸やその類似品はオリーブ油とローレル油から作られていますが、作り方がアバウトでローレル油が高配合になっている時がありますので、使用の際は注意しましょう。
さらに通経作用もあるとされていますので、妊娠中の使用は避けることをお勧めします。

ローレル油の役割は?

特に髪と頭皮への作用が知られています。
頭皮環境を良くし乾燥を防ぐので、フケの予防や改善、髪の成長に効果があるとされ、ヘアケア製品に配合されています。
また抗菌作用や香料として、基礎化粧品に使用されることもあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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