ラベンダーエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ラベンダーエキス

学名 Lavandula Angustifolia
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

ラベンダーエキスとは?

シソ科ラバンドラ属のラベンダー全草から抽出したエキスです。
ラベンダーは非常に種類が多いのですが、通常ラベンダーと呼ばれるのはコモンラベンダーやイングリッシュラベンダーなどです。
原産地は地中海沿岸やカナリア諸島、北アフリカなどで、現在は主に南欧で栽培されています。
成分は酢酸リナリル、リナロール、β-カリオフィレン、酢酸ラベンディルなどで、鎮静作用や精神安定作用、リラックス作用があります。
それ以外にも健胃、利尿、発汗、駆虫、全身衰弱、肝臓・脾臓障害改善など、軽い不調であればラベンダーでほぼ治るといわれているほどです。

ラベンダーエキスの安全性は?

交雑種を生じやすくさらに品種改良が進んだために、成分も香りも違うものが多く、すべてに安全性があるとの確認が取れていません。
また、ラベンダー精油は精油の中で薄めずに直接肌に使用できるほぼ唯一の精油とされていますが、近年ラベンダーの内服または吸入でアレルギーを引き起こす可能性があるとして、EUの化学品規制の対象になっています。
これは精油の場合でエキスは対象外ですが、エキスにも原因となるリナロールが含まれているため、心配な場合はパッチテストで確認してください。

また、通経作用があるので、妊娠中の使用も控えましょう。

ラベンダーエキスの役割は?

ラベンダーは非常に多くの効能・効果を持った植物で、殺菌・抗菌、抗酸化、抗炎症、収れんなどの作用があります。
特に新陳代謝を促し細胞の成長を助け、皮脂の分泌量をコントロールする働きがあるので、どんな肌の状態にもマッチします。
また、日焼けした肌の修復を早めるので日焼け止めに、殺菌作用でニキビケアにも使用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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