レモン果皮油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

レモン果皮油

学名 CITRUS LIMON (LEMON) PEEL OIL
用途・効果 抗菌作用
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、顔用・ボディ用日焼け止め、パウダー、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアスタイリング、頭皮ケア、入浴剤

レモン果皮油とは?

レモン果皮油とは精油のレモン油のことで、ミカン科レモンの果皮を圧搾法または水蒸気蒸留法で抽出した得られる油です。
近年は水蒸気蒸留法が多くなっていますが、最も良いオイルは緑色の未熟の果皮を手で圧搾したものだといわれています。

インドが原産ですが、その後イタリアやカリフォルニア、フロリダなどに広がりました。
最初は虫刺されの消毒薬として使われていましたが、その後研究が進み、現在は緩下作用、利尿作用、強肝作用、血圧・血糖値降下作用、健胃作用、制酸作用、解熱作用、抗硬化作用、抗神経痛作用、抗リウマチ作用、止血作用、皮膚軟化作用など、非常に多くの症状に対して有効であると考えられています。

レモン果皮油の安全性は?

レモン果皮油はフロクマリンという成分を含み、これには光毒性があることが知られています。
フロクマリンは紫外線を吸収した後一度に皮膚に放出する作用があるため、日焼けやシミの原因となるのです。
現在はフロクマリンフリーの精油もありますが、そこまで説明してあることはほとんどないため、特に日焼けしやすい人は注意する必要があります。

なお、水蒸気蒸留法で抽出されたオイルは蒸留中にフロクマリンが取り除かれています。

レモン果皮油の役割は?

消毒・殺菌作用があるので、基礎化粧品のほかニキビケアやヘアケア製品にも使用されます。
また、古い角質を取り除く働きがあるといわれ、くすみのない肌に導いてくれます。
毛細血管の修復や血液の循環に働きかけることから、頭皮環境の改善や髪の成長を促す効果が期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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