リンゴ果実培養細胞エキスの成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > リンゴ果実培養細胞エキス

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

リンゴ果実培養細胞エキス

学名 Malus Domestica Fruit Cell Culture Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ボディケア、アイケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアケア

リンゴ果実培養細胞エキスとは?

スイスに植生している「ウトビラー・スパトラウバー」は18世紀に品種改良で作られたリンゴで、この幹細胞から抽出してできたのがリンゴ果実培養細胞エキスです。

このリンゴは4か月もの間保存できることから当時はよく生産されていましたが、非常に酸味が強いことと食品の保存技術の向上によってすたれ、現在スイスにわずかに生えている程度になっています。
しかし近年この生命力が着目され、リンゴの幹細胞を人工培養されたものが開発されました。

「幹細胞」とはどんな細胞にもなれる能力を持ち、自己分裂してその能力を維持できる細胞のことをいいます。
人間の表皮の一番奥の基底膜にある表皮幹細胞は、分裂を繰り返すことで新しい皮膚を作っていますが、加齢とともにその働きが低下し、シワ、シミ、たるみなどの原因となります。
このエキスを肌に塗布することで肌の新陳代謝を促進し、老化を防ぐ効果が期待できます。

スイスのミベールバイオケミストリー社が製造販売しており、成分はエキスのほか水、キサンタンガム、グリセリン、レシチン、フェノキシエタノールが配合されています。

リンゴ果実培養細胞エキスの安全性は?

まだ新しい成分なので研究されつくした訳ではありませんが、現在のところ安全性に問題はないとされています。
しかし製品の成分には防腐剤のフェノキシエタノールが配合されていますので、敏感肌の場合刺激を感じることがあります。

リンゴ果実培養細胞エキスの役割は?

抗酸化作用が高く、皮膚細胞に働きかけ老化を遅らせる働きが期待され、アンチエイジング化粧品や機能性化粧品に配合されるようになりました。
また、衰えた毛母細胞やメラノサイト細胞を活性する目的で、育毛シャンプーやヘアケア製品にも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認