ミツロウの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ミツロウ

学名 BEESWAX
用途・効果 保湿・潤い成分、抗炎症作用
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 食品、口紅、クリームなどの化粧品、床ワックス、粘土、クレヨン

ミツロウとは?

ハチミツを取り除いた後のミツバチの巣から採取されるロウのことです。主にヨーロッパミツバチやトウヨウミツバチなどのものが活用されており、これらのハチミツを取ったあとの巣の残留物をお湯で溶かしたり、熱や圧力を加えることで採取されます。
ハチミツの甘い香りが特徴的な天然ワックスとして、古くからお菓子作りやロウソクといった商品のほか、化粧品にも使用されてきました。
現代でも乳化剤や保湿剤として、スキンケア製品やヘアケア製品ほか多くの美容製品に活用されているほか、サプリメントのカプセルの品質維持にも活用されています。
ほか、日用品や文房具などを形成する上でも重宝されている素材のひとつです。

ミツロウの安全性は?

毒性もなく医薬品にも使用されている程の成分ですので、安全性に特に問題はないと考えられます。ただし、ハチミツの中には消化器官が未発達が乳児が口にした場合、中毒を起こす危険性のある成分が含まれています。
製品にもよりますが、ミツロウにも同様の注意が必要なケースがあるようですので、1歳未満のお子様を抱える方などの場合は注意することをお勧めします。

ミツロウの役割は?

天然ワックスのひとつとして、古くからお菓子作りの材料や化粧品成分のほか、ロウソクのロウとしても活用されてきた素材です。クリームや口紅といった化粧品には古くから使用されてきた歴史をもち、現在でも同様の商品のほか、保湿力が高いことや他成分や原料との調和を安定化させる働きにも優れていることから、様々な種類の化粧品に用いられる素材のひとつとなっています。
また、抗炎症作用も確認されていることから、敏感肌や乾燥肌といった肌を守る働きにも期待されています。
白髪染めなどのヘアケア製品にも配合される機会がありますが、この場合も乳化剤や保湿性の高さから活用されていると考えられます。
また、ロウならではの特性に加え保湿性や殺菌性をもつことから、床ワックスや粘土、クレヨンなどといった日用品や文房具にも使われる素材としても有名な存在となっています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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