ニンニクエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ニンニクエキス

学名 ALLIUM SATIVUM (GARLIC) EXTRACT
用途・効果 抗酸化作用、殺菌作用、血行促進作用
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 漢方薬、香辛料、サプリメント、基礎化粧品、ヘアケア製品

ニンニクエキスとは?

その名の通り、ニンニクから抽出されるエキスです。ニンニクは日本でも食用として幅広く利用されていますが、紀元前3000年の古代エジプト時代から栽培され、人々に食用されてきた歴史をもちます。
また、東洋医学においても注目され続けてきた歴史をもつ植物で、大蒜(たいさん)という名で漢方薬としても利用されています。
そんなニンニクから抽出されるこのエキスには、主にビタミンB1、アリシン、スコルジニンが含まれており、解毒、殺菌、抗酸化、血行促進、疲労回復などに効果が期待できると言われています。
これらの効果は健康サプリメントなど以外においても、肌トラブル改善のための基礎化粧品のほかヘアケア製品などに有効活用できることから、幅広い美容製品に用いられる素材のひとつとなっています。

ニンニクエキスの安全性は?

安全性は高く、使用に特別な問題はないと考えられます。食用や漢方薬としても名高い素材から得られるエキスですので、その分信頼性も高いと言えるでしょう。
ただし、医薬品のワルファリンやアスピリンなどの血液凝固に関連する薬剤との併用は、薬剤の作用を強める恐れがあると言われていますので注意が必要です。

ニンニクエキスの役割は?

一般的によく知られている滋養強壮効果以外にも、風邪、神経痛、冷え性などにも有効的な素材です。
抗酸化作用にも期待がもてることから、肌トラブル改善やアンチエイジングを目的としたスキンケア化粧品にも配合される機会があるでしょう。
また、殺菌作用や血行促進作用については、頭皮トラブル改善や育毛ケアにも役立てられることから、育毛剤といった頭髪用化粧品成分にも有効活用されています。
これらの効果はシャンプーや白髪染めなどのヘアケア製品にも活用されており、他にも健康や美容を目的としたサプリメント成分としても採用されるなど、幅広い場面で活躍できる素材のひとつとなっています。
ただし、独特の臭いが特徴的な成分でもありますので、配合製品を選択する際には、臭いの影響度合いについても事前確認をしておくと安心と言えるでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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