ミリスチン酸オクチルドデシルの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ミリスチン酸オクチルドデシル

学名 Octyldodecyl Myristate
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、ネイルカラー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

ミリスチン酸オクチルドデシルとは?

ミリスチン酸と脂肪族アルコールであるオクチルドデカノールのエステルです。
ミリスチン酸とはパーム核油やパーム油、牛脂などに多く含まれる脂肪酸です。
石鹸の材料になる白色の油性成分で、少し粘りのある泡を作り、洗浄力に優れています。
また、皮膚を柔らかくする作用もあります。
オクチルドデカノールはパーム油などの植物油から採れる高級アルコールの一種です。
高い保湿作用があり、べたつきが少なく酸化しにくいという特徴があります。

この2つの成分がエステル化されたことで、酸化しにくく高い保湿力のある化粧成分を作ることができます。

ミリスチン酸オクチルドデシルの安全性は?

どちらも自然の植物由来なので、安全度は高いです。
オクチノデカノールに関する知見では、濃度によって軽い炎症があり、0.36%にアレルギーの反応があったという結果が出ていますので、完全に安全とまではいえませんが、刺激は非常に少ないと考えて良いでしょう。

ミリスチン酸オクチルドデシルの役割は?

ミリスチン酸オクチルドデシルには、角質の細胞の間にある細胞間脂質の水分保持機能を促進する働きがあるので、保湿効果が長く続きます。
また油性なので肌や髪に薄い皮膜を作り、水分が蒸発するのを防いでくれ、エモリエント効果で肌を柔らかくします。
べとつきが少ないので、髪にしっとり感を与えながらもべたっとせず、ヘアケア製品にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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