モウソウチクたけのこエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

モウソウチクたけのこエキス

学名 Phyllostachys Pubescens Shoot Bark Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、ハンドクリーム、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション

モウソウチクたけのこエキスとは?

モウソウチク(孟宗竹)は温暖なアジア地域に生える竹の一種です。
非常に生育が早く、タケノコは食用として古くから使用されています。
モウソウチクには皮、さや、茎のエキスがありますが、どれも高い保湿作用があります。
特に皮は水分の蒸発を防ぐ作用と抗菌作用があることから、古くからおにぎりを包む際に使用されていたほどです。

アブシジン酸、ジベレリン、サイトカイニンという植物ホルモンを含有しています。
アブシジン酸には細胞を修復する作用、ジベレリンには細胞分裂を促進する作用、サイトカイニンには免疫力強化作用があるとされています。
さらに、ノロウイルスを不活性化させる可能性があるとされ、現在研究が進められています。

モウソウチクたけのこエキスの安全性は?

モウソウチクは染色体の数が人間と同じなので、相性がよく人体に悪影響を及ぼさないとされています。
また、古くから食用とされてきたものですから、安全性は高いと考えられます。
しかし、タケノコにはアセチルコリンやノイリンが含まれており、これがアレルギーの原因となります。
皮や茎ですからそれほど問題はないと考えられますが、アレルギーの方はパッチテストで確かめてください。

モウソウチクたけのこエキスの役割は?

エキスには保湿・抗菌・抗酸化作用があるとされています。
保湿力が高いことから、自然派化粧品の化粧水や保湿液、洗顔料などに使用されています。
また、化粧下地やハンドケア製品にも配合されているものがありますが、まだ効能や効果はあまり知られておらず、エキスが使用されている製品はわずかです。
最近は育毛効果が期待できるとして、養毛・育毛剤にも配合されるようになっています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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