フィトステロールズの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

フィトステロールズ(別名:ダイズステロール)

学名 Phytosterols
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ボディケア、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、アイシャドウ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント

フィトステロールズとは?

フィトとは植物のことで、ステロールは動物・植物に含まれるステロイドアルコールのことです。
フィトステロールズは植物の細胞膜を形成する成分で、フィトケミカル(ファイトケミカル)の一種です。

これまで特に注目されていなかったフィトケミカルですが、高い抗酸化作用をはじめとする各種効能が知られるようになりました。
リコピンやアントシアニン、ポリフェノール、カテキンなどが有名ですが、現在までに発見されたのは約1500種類あるとされ、フィトステロールズもその一つです。
これらは過酷な自然界で生き延びるために植物が自然に備わっているもので、抗酸化作用のほか抗菌力や免疫力などがあります。
そのため、最近はこれらを摂取することでアンチエイジングや生活習慣病の予防になるとして、サプリメントなどが多く販売されています。

フィトステロールズの安全性は?

フィトステロールズは植物由来ですから、安全性は高いとされています。
またこれまでのところ、皮膚炎やアレルギーを発症したという報告はないようです。
しかしフィトステロールズの原料となるものは大豆が多いので、大豆アレルギーを持っている人は一応注意してください。

フィトステロールズの役割は?

「植物性コレステロール」という名からもわかる通り、油剤として肌の弾力性を高め、水分を保持する働きがあります。
またフィトステロールズが植物の細胞膜を形成することから、人間の角質層にある細胞間脂質の役割を果たし、シワやたるみの予防効果も期待できます。
ヘアケアに使用すると髪を保護し、水分の蒸発を抑えてくれるのでしっとりとまとまり、スタイリングしやすくなります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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