オレイン酸フィトステリルの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

オレイン酸フィトステリル

学名 Phytosteryl Oleate
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ボディケア、化粧下地、ファンデーション、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント

オレイン酸フィトステリルとは?

オレイン酸とフィトステロールのエステルです。
フィトステロールは植物に含まれるフィトケミカル(ファイトケミカル)の一種です。
フィトケミカルは最近日本で注目されていますが、大豆のイソフラボンやサポニン、ニンニクのアリシン、トマトのリコピン(リコペン)、唐辛子のカプサイシンなど、栄養素ではないけれど健康に良い影響を与えるであろう植物の化合物のことを指し、各成分はおなじみです。
フィトステロールはステロイドの一種で、植物の細胞膜の成分になっています。
血中コレステロールを減らす作用が認められており、生活習慣病の予防・改善効果があります。
また、免疫細胞を活性化する働きもあるとされ、免疫力強化につながります。
抗炎症作用や性ホルモンの分泌量を調整する作用もあるので、前立腺肥大による排尿障害にも効果があります。

オレイン酸は植物油に多く含まれる一価不飽和脂肪酸で、不飽和脂肪酸の中では最も酸化しにくいことから活性酸素の影響を受けにくく、生活習慣病の予防や改善に役立ちます。
こちらにもコレステロール値を下げる働きがあります。

オレイン酸フィトステリルの安全性は?

フィトステロールもオレイン酸も植物に含まれているものですから、安全性は高いといえます。
一つ問題があるとすれば、どちらの成分も残留農薬や遺伝子組み換えの危険がある植物から採取されるということでしょう。

オレイン酸フィトステリルの役割は?

化粧品に使用されると肌によくなじみ、エモリエント効果でうるおいと柔軟性を与えます。
皮脂の水分バランスを整え、角質層の肌バリア機能を改善するので肌や髪の乾燥を防ぎ、コンディションを整えます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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