白金の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

白金

学名 Platinum Powder
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

白金とは?

白金(はっきん)とはいわゆるプラチナのことで、王水と呼ばれる濃塩酸と濃硝酸の混合液以外では溶けないという性質を持っています。
活性酸素の除去、コラーゲン生成、保湿作用、美白効果などがあるとされています。

南アフリカやロシアが主な産出国ですが、非常に量が少なく、1g当たり4,000円以上の価格で取引されています。
非常に高額なため、化粧品に配合される場合ナノコロイド(微粒子)にしたものが添加されます。
しかし2009年のお茶の水大学の研究報告によると、「白金入り」を謳う日本製化粧品11点を調査したところ、検出限界以下の製品が4点も含まれていたという結果が出ています。
信用のおけるメーカーの製品を購入することが大切です。 

白金の安全性は?

金属アレルギーのある人は心配になりますが、白金はアレルギーを引き起こしにくい金属です。
金属アレルギーは金属そのものではなく、金属が溶けた時に発生する金属イオンが原因ですが、白金などは金属イオンを発生しないため、アレルギーがある場合でも使用できるとされています。
しかし純度が低いものは別の金属が含まれているため、それによって金属アレルギーになることはあります。

白金の役割は?

非常に安定性が高く酸化しないところから、微量添加することで抗酸化補助剤として作用します。
また、白金の粒子には他の抗酸化成分の働きを強化する作用があることがわかっており、ビタミンCやE、コエンザイムQ10などと一緒に配合されていると非常に高い抗酸化作用が期待できます。
そのため、アンチエイジング化粧品に配合されています。
また、ヘアケア製品に使用すると、紫外線による髪や頭皮のダメージを緩和することができます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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