コメエキスの成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > コメエキス

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

コメエキス

学名 Oryza Sativa (Rice) Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアケア、ヘアスタイリング

コメエキスとは?

稲の種子である米から採れるエキスです。
コメエキスと呼ばれるものには2つあります。
米のエキスである「Rice Extract」と、エキスを加水分解した加水分解コメエキス「Hydrolyzed Rice Extract」で、コメエキスと書かれていても実際は加水分解コメエキスであることが多いようです。

よく白米は栄養がないなどといわれますが、それは大きな誤解です。
お米1合にはビタミンB群、Eのほか、銅、マンガン、モリブデン、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。
また、抗酸化作用の高いγ-オリザノールや精神安定効果があるとされるGABA、生活習慣病の予防になるイノシトールなど、健康に必要な成分がたくさんつまっています。

コメエキスの安全性は?

お米のエキスですから、安全性は高いと考えてよいでしょう。
しかしまれに米にアレルギーを持っている人がいます。
品種によって発症度が違うとか残留農薬が原因とかいわれていますが、まだ明確なことはわかっていません。
加水分解コメエキスはタンパク質が分解されているのでアレルギーの原因になることは少ないと考えられますが、一応パッチテストで確認しましょう。

コメエキスの役割は?

昔はお米のとぎ汁で顔や身体を洗っていたことから、洗浄作用があることがわかります。
また、タンパク質やビタミン、ミネラル、米油が含まれているので保湿作用があり、肌や髪を柔軟性のあるしっとりした感触にしてくれます。
刺激が少ないので、乾燥肌や敏感肌の人用のスキンケア、ヘアケア剤にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認