セリンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

セリン

学名 Serine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、チーク、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

セリンとは?

セリンは非必須アミノ酸の一つで、シルクから発見された成分です。
シルクに含まれるセシリンの主要成分で、セシリンは繭の糸の回りにあるネバネバしたタンパク質です。

角質層に存在し、天然保湿因子NMFの成分の一つとなっています。
セリンは人間の皮膚に最も近い組織であるため非常になじみがよく、さらにコラーゲン以上の保湿作用があり、その作用が長時間続くという特徴があります。
セシリンはねばりがありますが、セリンはさらっとした感触で、どんな化粧品に入れても違和感を与えません。
抗酸化作用も強く、特にメラニンを生成するチロシナーゼ酵素の働きを抑制するため、シミやそばかすを防ぐ効果があるとされています。

セリンの安全性は?

セリンは非必須アミノ酸の一つで、体内で合成される成分なので安全性が高いとされています。
また体内摂取した場合も蓄積されないため、過剰症が起こることはありません。
ただ、セリンは牛乳や大豆に多く含まれているため、アレルギーなどでこれらを摂取できないと肌荒れやシワの原因となります。

セリンの役割は?

高い保湿作用と抗酸化作用があるため、ほとんどどんな種類の化粧品にも含まれています。
特にシミ、そばかすを防ぐ目的で顔用の日焼け止めやファンデーション、パウダーなどに多く使用されています。
また、白髪予防・防止や頭皮環境改善のためにヘアケア商品にも配合されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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