炭酸水素Naの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

炭酸水素Na

学名 Sodium Bicarbonate
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、リップグロス、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、一時染毛料、入浴剤

炭酸水素Naとは?

重炭酸ナトリウム、または重曹として知られている、ナトリウムの炭酸水素塩です。
天然の鉱物を精製するか、化学合成で作られます。

加熱すると二酸化炭素を発生するため、小麦粉などに添加するとふわっとした、あるいはサクサクした生地になります。
炭酸水素Na(重曹)に酸性剤とデンプンを加えたものがベーキングパウダーです。
また、中和剤やpH調整剤としての働きがあり、あく抜きや酸味の中和、かんすいの代わりに中華麺に入れられることもあります。
最近はやりの炭酸パックは、重曹とクエン酸を混ぜて炭酸ガスを発生させることで血行をよくし、肌の状態を改善させるという効果を狙っています。

炭酸水素Naの安全性は?

昔から胃薬として胸やけの際に摂取されてきた成分ですから、安全性は高いです。
しかし塩分が含まれているので、肌が弱い人や日焼けで炎症を起こしている時は避けたほうがよいでしょう。
なお、炭酸パックを手作りする時は必ず食用か薬用のものを使用しましょう。
工業用は掃除などに使用するもので、不純物が多く肌には向きません。

炭酸水素Naの役割は?

重曹には研磨作用があるため、スクラブ剤やピーリング剤に使用されています。
歯磨きの際に使用すると虫歯予防や歯垢落とし、口臭防止に役立つといわれています。
また酸性の汚れをよく落とす作用があるので、皮脂分泌が多く毛穴が詰まり気味な場合、重曹入りの洗顔料が効果的です。
なお、重曹は溶けにくいので、力を入れてこすると肌を傷つけることがありますので、あまりゴシゴシしないように気をつけてください。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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