ソルビトールの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ソルビトール

学名 SORBITOL
用途・効果 保湿・潤い成分、甘味料(食品の場合)
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 甘味料、医薬品、ダイエット食品、基礎化粧品、ヘアケア商品、メイクアップ化粧品、歯磨き粉

ソルビトールとは?

ブドウ糖(グルコース)から合成されてできる糖アルコールの一種です。
天然に広く分布する多価アルコールでもあり、ソルビットやグルシトールとも呼ばれています。
天然のものは海藻類や柑橘類、りんごや桃などの果物に含まれており、人工のものはトウモロコシより抽出されるグルコースを還元して生成されます。
非常に水に溶けやすく、ビタミンCや界面活性剤の原料としても使用される素材です。
甘みと清涼感があることから食品添加物としても用いられており、甘味料や香味剤として幅広く活用されています。
スキンケア製品やヘアケア製品においては保湿剤、保水剤、湿潤剤、柔軟剤などに用いられるなど、私達にとって大変身近な素材のひとつと言えます。

ソルビトールの安全性は?

安全性が高いことから、無添加化粧品にも好んで使われる成分のひとつです。
また、ダイエット食品、化粧品、医薬品などにおいて副作用の危険性が指摘されている面もありますが、過剰摂取しなければ健康に害を及ぼす心配はないとされています。

ソルビトールの役割は?

甘さと爽快感のある食品添加物として甘味料や香味剤に用いられる素材です。
虫歯の栄養源にならず低カロリーであることから、シュガーレスガムやダイエットサプリメントなどでも見かける素材のひとつとなっているでしょう。
美容面においては、水分を一定に保つ働きや肌の角質細胞に潤いを与える作用が確認されていることから、化粧水、乳液、クリーム、ローション、パックといったスキンケア製品のほか、ファンデーションや口紅といったメイクアップ製品にも活用されています。
髪の柔軟剤としてシャンプーやコンディショナー、白髪染めといったヘアケア製品に配合すれば、髪にしなやかさを与えることのできる成分のひとつになるでしょう。
また、グリセリンの代用品として歯磨きの潤滑剤に用いられる素材でもあります。
無添加化粧品にも活用できる素材として、安全性の高さにも信頼がもてる成分と言えるでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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