スフィンゴ脂質の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

スフィンゴ脂質

学名 Sphingolipids
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

スフィンゴ脂質とは?

長鎖アミノアルコールのスフィンゴイド塩基をもつ脂質のことで、人間や動物の体内にはスフィンゴシンという形で存在しており、アシル基が結合したものがセラミドです。
スフィンゴ脂質は健康を左右する大切な脂質で、この代謝に異常が出ると遺伝病の原因となったり、生活習慣病、ガン、アルツハイマー病など現代病に罹りやすくなったりすると考えられています。
細胞の生育に必要であるとの研究も進んでいますが、まだ不明な部分も多い脂質です。

現在わかっていることの一つが、細胞と細胞の間を埋める細胞間脂質だということです。
セラミドの形で存在し、水分の蒸発を防いだり、外部の刺激を防御したりする働きがあります。

スフィンゴ脂質の安全性は?

体内に存在するものなので、安全性は高いといわれています。

スフィンゴ脂質の役割は?

セラミドの形で細胞間脂質の約半分を占め、水分を保持しています。
その他、バリア機能やシワを軽減する働きもあるので、基礎化粧品やアンチエイジング化粧品に配合されています。
メラニン色素の発生を抑えることから美白作用や紫外線防止作用が期待され、ファンデーションにも使用されます。
また水分と油分両方に馴染みやすいエモリエント作用があるので、保湿クリームなどのほか、髪の乾燥を防ぎしっとりとまとまりよくするためにヘアトリートメント剤にも配合されます。

さらに、アトピー性皮膚炎の皮膚にはスフィンゴ脂質が不足していることがわかっており、セラミド配合のクリームに効果が期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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