スクワランの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

スクワラン

学名 Squalane
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 洗顔料、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、リップケア、パック、ピーリング、マッサージ、ボディケア、化粧下地、ファンデーション、おしろい、日焼け止め、口紅、チーク、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

スクワランとは?

深海鮫の肝臓やオリーブオイル、コメヌカ油、ベニバナ油、ゴマ油などに含まれる「スクワレン」という成分に水素を添加した、無色透明のオイルです。
植物性のスクワランは特に「植物性スクワラン」と呼ばれることもあります。
どれも同じ性質を持ち、親水性と親油性両方を持つため非常に浸透性がよく、べたつきのないオイルです。

スクワレンは人間の皮脂に10%ほど含まれている天然のオイルですが、そのままの形だと酸化しやすいため、水素を添加することで酸化を防いでいます。
非常になじみがよいため、化粧品やメイクアップ商品によく使用されています。

スクワランの安全性は?

元々人間の皮脂細胞内で作られている成分であり、添加物や化学物質が含まれていないので安全性は高いといえます。
しかし、100%スクワランのものでも精製度が高いとは限りませんし、植物性スクワランは植物の質によってスクワランの品質レベルに差が出ます。
また、動物性・植物性それぞれに取り除くのが困難な成分が若干あり、まれにそれが刺激になることがあります。
肌が敏感な人は両方使用して、どちらが合うか確認しましょう。

スクワランの役割は?

スクワランには保湿作用、抗酸化作用、浸透作用、抗菌作用などがあり、肌のバリア機能が高いオイルです。
また、純度が高いものはさらっとしてオイル感がなく、しかも凝固する温度が低く固まりにくいので肌へのなじみがとても良く、油浮きもしません。
水素を添加してあるので酸化しにくいため、多くの基礎化粧品、メイクアップ商品、ヘアケア商品に配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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