タウリンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

タウリン

学名 Taurine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、ボディケア、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアカラートリートメント

タウリンとは?

タウリンは正確にはアミノ酸ではありませんが、硫黄原子を持った含硫アミノ酸のシステインから合成された成分で、含硫アミノ酸にカテゴライズされています。
身体のほぼすべての組織にある成分で、全身の組織や細胞などを常態に保とうとする働きがあります。
胆汁酸の分泌を促進することでコレステロールを排出し、インスリンの分泌を増やすことで糖尿病の予防効果があるといわれています。
また交感神経を抑制する働きがあるので、血圧降下作用やストレス緩和にも作用すると考えられます。

なお、タウリンはよく栄養ドリンクなどに配合されていますが、疲労回復作用がある訳ではありません。
しかしアルコール代謝を促進することで肝臓の負担を減らし、肝蔵が体内の毒素を無毒化して排出する働きが活発になるので、疲労回復につながるのです。

タウリンの安全性は?

広義のアミノ酸であり、全身に存在する成分ですから、安全性は高いと考えてよいでしょう。

タウリンの役割は?

細胞を正常な状態に保とうとすることから肌細胞に対しても活性作用があるとされ、クリームや美容液などに含まれています。
保湿作用があるため、基礎化粧品全般やファンデーション、日焼け止めなど長時間肌につけている製品に配合されます。
またタウリンに細胞活性作用があることから、タンパク質の形成に働きかけて傷んだ髪を修復する効果が期待され、シャンプー、トリートメント、ヘアカラー、パーマ液などにも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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