テアニンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

テアニン

学名 Theanine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、ハンドケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアカラー、ヘアケア

テアニンとは?

テアニンはアミノ酸の一種で、うま味調味料にもなるグルタミン酸の誘導体です。
アミノ酸といっても人間の体内にはなく、チャノキやキノコなどにしか存在しません。
人間の身体に必要な20種類のアミノ酸には含まれませんが、近年その効能・効果が研究され、健康に寄与することがわかりました。

テアニンはうま味と甘みの元になります。
チャノキの根で作られ葉に移動していくのですが、光を浴びるとカテキンに変化してしまい、うま味や甘みが減り、渋みが増えます。

テアニンは臨床試験で多くの効果が立証されています。
リラックス効果、集中力強化、睡眠の改善、血圧降下、PMSの改善、冷えの改善など、現代病といわれる症状の多くが緩和されます。
またお茶を飲んでもコーヒーほどには交感神経が活発にならないことがわかっており、テアニンがカフェインの働きを抑制しているからだと考えられています。
脳や精神に影響を及ぼすので、統合失調症やアルツハイマー病などにも効果が期待されています。

なお、「L-テアニン」と書かれていることがありますが、これはチャノキ由来ではなく、微生物を利用して作られたものを指し、どちらも天然物抽出物です。

テアニンの安全性は?

日米での研究では、高濃度のテアニンを長期使用しても無害であることが明らかにされています。

テアニンの役割は?

水分を保持する働きがあり、保湿剤として基礎化粧品や化粧下地に配合されます。
また最近の研究で、テアニンを特殊加工してダメージヘアに塗布すると内部に浸透することが確認されており、今後ダメージヘアのケアに効果が期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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